トレボーのワイナリーを出て、

 

次に向かったのは、

 

砺波市にある若鶴酒造のウイスキー工場

 

三郎丸蒸留所

 

 

 

建物は、まるで朝ドラに出てくる昔の小学校のようですが、

 

かつての軍事工場だそう。

 

(どこから移築されたか忘れました(^^;)

 

貯蔵庫には、大きく

 

「SABUROUMU」と書かれていてなかなかカッコいい♪

 

 

案内人の方がスピーカーを持って説明をしてくださいました。

 

ウイスキーを作り始めたのは、1947年。

 

それから老朽化した蒸留所を回収する為、

 

クラウドファンディングで資金を募り、

 

2017年にこの建物になったそうです。

 

小学校のような建物に入っていくと、

 

まず目に入るのは大きな樽。

 

 

 

手作りの樽だそう。

 

そしてその横には、原料を置く部屋なのですが、

 

スコットランドでは、ネズミから原料を守るために猫を飼うんだそうですが、

 

日本では禁止されているので、

 

木彫りの猫がいましたウインク

 

 

木彫りで有名な南砺市井波の木彫り職人の作品です。

 

蒸留所にいる猫の事を「ウイスキーキャット」言うそうです。

 

2階に上がると、

 

まずは、6分間の映画を

 

芋焼酎を製造していた当時の室(むろ)を活用した

 

「室ジェクションマッピング」の部屋で視聴。

 

この部屋、ウイスキー樽の中に居るような設計だそう。

 

(中は、撮影禁止)

 

歴史や製造方法などをわかりやすく説明してくれてます。

 

2階からは、

 

すべての蒸留機器が上から見渡せる設計になっています。

 

 

三郎丸蒸留所の最大のウリのポットスチル。

 

 


世界でただ一つ、鋳物のスチルで、

 

梵鐘の形をしています。

 

砺波市のお隣の鋳物の街として有名な高岡市の

 

梵鐘や仏像造りで知られる老子製作所との共同開発だそうです。

 

1階に戻ると、ウェアハウス(貯蔵庫)です。

 

 

バーボン樽、シェリー樽やワイン樽による熟成だけでしたが、

 

今は、

 

南砺市井波の木工の伝統技術を活用し、

 

富山県産ミズナラ材を用いた樽も作っているとの事。

 

色々な富山の伝統技術を使い、

 

「富山だけのウイスキー」にこだわっているのが強く感じられました。

 

そうそう、ここになぜアニメの映画のポスターが?

 

って思ったら、

 

この三郎丸蒸留所を基にした映画「駒田蒸留所へようこそ」が公開されてるそうです。

 

 

見てみたくなりましたねウインク

 

見学の最後は、若鶴酒造敷地内の「大正蔵」へ。

 

お酒・ウイスキーの販売や試飲もできます。

 

試飲は500円でおちょこをいただき、

 

準備してある13種類のお酒がいただけるようです。

 

私も母も後の食事に影響すると困るので、これは遠慮しましたあせる

 

横には、土蔵造りの中にモダンな大空間。

ちょっとした演奏会などができます。

 

こんな所で演奏聞くと気持ちよさそう口笛

 

最後に映画で色々紹介してくれた樽じいと記念撮影(笑)

 

 

この大正蔵のお隣には、糀や酒粕を使ったお料理などがいただける 「令和蔵」があります。

 

ちょっと気になるな。

 

1時間弱、正直ワイナリーより楽しめた気がします。

 

ウイスキーの好きな方は、ぜひご訪問を。

 

この後、待望のとやまジビエの特別食事会へ向かいます。

 

つづく。