新たな始まりと、今思うこと。

本日、2021年2月16日に、THE DIVE FACTORYの東京店が新橋にオープンしました。

20時に閉店し、スタッフ全員で掃除をして、先程帰宅したのですが、
ソワソワというか、ドキドキというか、
今になっても興奮冷めやらぬ、というか、
とても落ち着かないので、こうしてブログを書いています。

このご時世で新店をオープンさせる、ということについては、
いろいろな意見があると思います。
わたしにも、いろいろな気持ちがありました。

でも、今、こうしてオープン初日を終えて思うのは、
『これからもみなさんと一緒にダイビングを楽しんでいきたい』
という、とても単純なことでした。
とても単純ですが、とても、強く感じています。

ダイビングインストラクターは、華やかな職業に見えますが、
とても過酷でしんどい仕事でもあります。

弱気になることもあります。
不安になることもあります。
心が折れることもあります。

好きで始めた仕事なのに、
その「好き」を見失いそうになることもあります。

それでも、
そんなわたしたちのことを理解して、労ってくださるお客様や、
楽しそうに笑って過ごしてくださるお客様に、
心から救われますし、

新店おめでとう、と喜んでくださるお客様、関係者の方々、
業界を引っ張っていってね、とエールを送ってくださる大先輩に、
心から感謝の気持ちでいっぱいです。

どんな職業でもそうかもしれませんが、
ダイビングインストラクターは、特に、
人と人との繋がりの中で生きていると思います。

嬉しいことも楽しいことも全部、周りのみなさんからいただいています。
みなさんに支えられているんだということを、
今日とても強く感じましたし、だからこそ、
『これからもみなさんと一緒に楽しんでいきたい』
と思いました。
恩返しは、ダイビングでしかできないですし、
「楽しんでいただく」のではなく、「一緒に楽しんでこその恩返し」だとも思います。

このご時世で、しばらくダイビングをお休みされている方も多いですし、
新店にも行きたいけどごめんね、と言ってくださる方もたくさんいらっしゃいます。
今すぐじゃなくていいんです。
考え方も、環境も人それぞれですから、いつか、それぞれのタイミングで、
また、海でご一緒させていただければ、本当に嬉しいです。

なんだか気持ちがうまくまとまらないままに書きすすめてしまったので、
文章にもまとまりがありませんが、
今感じている、正直な気持ちを残そうと思ったので、
このままにしようと思います。