去年の年末、仕事中に手の震えや体のビクつきが起きて、気持ちが底を打つ経験をしました。



気持ちが地に落ちる時って、大きな嫌な感覚に襲われると共に、「繊細さんの本」にも書いてあるように「何かを変えなくちゃいけない。」と強く思わされたりするのですがー。


自分は藁をも掴む感じで、「自分の弱さや繊細さを受け入れよう」と、その時に決めました。




「ありのままの姿で生きられなくなるから、人はこころを病むことになる。


つまりは、自分の弱い部分もちゃんと心から受け入れて、取り入れて、全体性を取り戻さなくちゃならない。


もう、これしか思いつかないんだ。」




それからしばらくして、気持ちが落ちついてくると、「今までより弱さを受け入れた自分」が誕生しました。



ただ、弱い部分を受け入れたものだから、どうも心許ない。


自分だって、できれば他人に弱い部分は見せたくないし、強く生きていきたいと思う。



それとは真逆の方向性を選択したことになるので、自分でも不安だし、落ちつかない。




でも、集中力が妙に改善したし、良くなった感覚はある…。


なんだろう?これは。




しばらくして、レジでお金を払うときに、自分が抜け落ちる感覚になって、時間がスローモーションになり、強い社交不安の症状にも襲われた。


やっぱり、克服した訳ではないのか…。



ただ、その瞬間に「傷つくことに耐えられなくて、自分の〈体〉を置き去りにして、消えてしまった〈心〉がいる気がする」と、ふと閃く。


だから、時間がスローモーションになり、全身がアラートモードみたいな警戒態勢になるのではないか??




これらのことをカウンセラーの方に相談してみると、ほとんどその見方で大丈夫というような話をされて、安心することができました。


↑今現在、この段階にいます。




文章力も無いし、この文章を読んで理解できる人はごく僅かだと思うけど、何かの参考になればいいなと思い、ザックリと事の経緯を書いてみました。



同じ社交不安でも、抱えている問題は人それぞれだし、これと同じ状況になれば皆が改善する訳ではないと思いますが、改善したという人の話をあまりに聞かないので、ここに残しておきます。



まだまだ克服には時間がかかりそうですが、今までで一番大きく社交不安が改善した体験をすることができました。