想い出の三色パン | ◆脳を鍛えるヒント◆

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人の名前が、漢字が、昨日食べたものが、…思い出せない! そんな症状が気になり始めたら、脳を使う習慣をつけてみませんか? このブログでは、1日1題、簡単な問題を出題します。ちょっと暇な時に考えてみると、脳を鍛えることが出来るかも知れません。

私が小さい頃、パンは住んでいたアパートの向いにあったパン屋さんで買っていました。

 

食パンが1斤(8枚)40円、半斤(4枚)で20円。

 

あんパン、小倉パン、クリームパン、チョコレートパン、ジャムパンなどの菓子パンが1個10円、

 

甘食が1組(2個)10円。

 

半世紀も前の話です。

 

「パン屋」は道徳の教科書検定を通らないそうですが、

 

その程度の昔には私たちの生活に溶け込んでいました。

 

さて、この記事の主役である三色パンは、

 

小さいあんパン、クリームパン、ジャムパンがくっついたもので、1個15円でした。

 

菓子パンは昼食用によく買ってもらっていて、

 

10円のパンだと2個選べたのですが、

 

三色パンにするとそれ1個だけだったので悩ましいところでした。

 

 

その後、引越した先では三色パンを見かけることはなく、

 

件のパン屋さんも閉店してしまったので、

 

食べられないまま○十年。

 

この際、自分で作ろうと

 

思い立ってから○年。

 

作り始めてから一週間。

 

餡を作り、

 

ジャムを作り、

 

カスタードクリームを作り、

 

今日は生地を作って焼いて、

 

ようやく完成しました。

三色パン1

 

遠い記憶にある三色パンは一つ一つが円筒形をしていましたが、その形にはできなかった。

 

三色パン2

 

そうそう、買った三色パンを食べてみると、

 

たまにクリームがチョコクリームに変わっていたり、

 

こしあんの代わりに白あんが入っていたりして不思議でした。

 

チョコや白あんのも作りましたよ。

 

 

今日は、人生で初めて、

 

三色パンを2個食べました。