学生時代のエピソードを絵にしてみました。
あれは、専門学校3年生の冬休み。
国試前という事もあり、冬休み期間中でしたが朝から夕方まで学校で国試対策の授業を受け、それが終わると居酒屋で夜中までバイトをし、少し寝てまた学校へ行くという生活をしていました。
そんなある日の夜
体がムズムズ痒いっ‼︎
袖をめくって腕を見てみると…
蕁麻疹出た‼︎
時刻は午前0時すぎ…
朝まで待ってみるかな〜
どうするかな〜
と考えてるうちに顔まで腫れて…‼︎
急いで夜間やってる病院を探し、受診して良いか確認の電話をして許可が取れたのでタクシーを呼ぶ事に
タクシーが到着する頃には目蓋も腫れて目は半分も開かず
なんとかタクシーに乗り夜間病院へ‼︎
すると運転手さんが、
『ありゃ、どうしたの⁈体調悪いの⁈』
と聞いてきたので
『あ、はい。蕁麻疹が出て…』
と体をポリポリ掻きながら答えると
『そりゃすぐ病院行かなくちゃ‼︎注射したら1発だから‼︎
おじさんは蕁麻疹のプロだから‼︎』
蕁麻疹のプロとな…⁈
プロはその後もノンストップで蕁麻疹について話し続けました。
そして目的地に到着
私はお礼を言って急いで入口に向かいました。
中に入り、受付で保険証を出して椅子に座ろうとしたら、
受付:『fumikoさーん。ちょっとすみません』
私:『はい?』
受付:『診察はこれから受けられますか?』
私:『え?…はい。』
(当たり前じゃん…何しにここまで来たと思ってんの…変な事聞く人だなー)
受付:『では…
こちらは薬局ですので、あちらの建物で診察を受けてからまた来て下さい』
あっちかーい‼︎‼︎
診察も受けずに薬貰いに来た変な女と化す…‼︎
てゆうか
プローーーっ‼︎‼︎
蕁麻疹のプロの前にタクシーのプロであれ
診察後に処方箋持ってまたこの薬局に行くのツライ…
痒さもぶっとぶ恥ずかしさ
みんなはどんなに慌てても
病院と薬局を間違わないようにねっ