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ふみです。
 
 
娘は中学校でテニス部に入っています。
 
この間、帰ってくるなり
 
「先輩、ちょ〜嫌なんだけど!」
 
と。
 
この時点で私はザワッとしてるんですけどね。
 
そのザワッとを横に置いて
 
「何かあったの?」
 
と聞いてみました。
 
すると、
 
「先輩、全然ルール知らないんだもん」
 
「すぐ、この後ど〜するの?とか今どうして注意されたの?とか、いちいち聞くんだもん。イライラする」
 
とのこと。
 
どうやら、試合でダブルスを組んだ先輩がテニスのルールを知らないことにイライラしたようです。
 
 

 
私たちはあらゆる人に対して、何らかの「役割」を期待しています。
 
相手が自分の期待通りに動いてくれなかったり、相手が期待してくることが、「やりたくないこと」「できないこと」だったりすると「怒り」が起きてくる。
 
 
今回、娘が感じたのはこれかなと思います。
 
娘が先輩に期待してることは
 
先輩なのだから、ルールを知っていてほしい
 
後輩に聞かないでほしい
 
自分より1年長くやっているのだからルールはわかっているはず。
 
他の先輩はわかってるのに…
 
先輩が違うことを言っていても指摘しにくい、だから聞かないで。
 
娘の期待通りに動いてくれない先輩にイライラした。
 
 
では、娘は先輩に何を期待されてると感じたのでしょう。
 
娘に聞いたところ
 
「なんか、ゲームを引っ張ってよ!って言われてるみたい。」
 
と言っていました。
 
娘の性格的に、引っ張ってほしいタイプ。
 
なので、引っ張っることは「やりたくないこと」なのですよね。
 
 
先輩だからといって、ルールを把握しているかどうかは個人差があるかと思います。
 
もしかしたら、その先輩はさほどテニスに興味がないかもしれない。
 
そして、先輩は娘に対して、ゲームを引っ張ってほしいと思っているかどうかはわかりません。
 
先輩に聞いたわけではないからね。
 
 
こんな考察をしながら、娘の話を聞いていました。
 
こんな「役割」の期待があったのだろうなと考えると最初のザワッとした気持ちも薄れる。
 
娘の話にのまれることなく、俯瞰して見れると気持ちがおさまるのだなと思いました。
 
 
相手の話にのみ込まれることなく、一歩離れた視点で眺めてみることも大事なのかと感じます。
 
 
その後、娘は一通り話すとスッキリした様子を見せていました。
 
娘は話すことでイライラはおさまったみたいです。
 
 
読んでくださりありがとうございました(^^)