始める前には、
子ども2人のおけいこをどう面倒みるんだ?とか、
人並み外れて手先が不器用な男子に楽器をコントロールできるのか?とか
一応自分から始めると言ったけど、本当に続くのか?
とか、不安がいっぱいだったわけですが・・・
レッスン2回を終わって、拍子抜けするほど順調です!
3歳児に教えるのと7歳児に教えるのとでは、多少は違うだろうとは思っていましたが、ここまで違うとは・・・・
・先生の言うことがきける
ちゃんと先生のお話を聞く姿勢が出来ているといないとではまずインプットの能率が全く違うのね・・・という当たり前のことに気付かされたのでした。
・集中力が高い
30分ずっとバイオリンに前のめりに集中していられる。これ、3歳時はもちろん5歳になった今でも女子には難しいです。
・目標にむかってがんばれる
これは学校の影響もあるかもしれませんし性格もあるかもしれませんが、自分から、「きょうのおけいこのめあては、○○ができるようになること!」と言い出し、そこに向かって自らせっせとおけいこに励んでます。
集中力が持つのも、目標があるから、というのもあるかもしれません。
これはいいかも!?と思い、5歳女子にも適用してみようとしましたが、5歳児には「目標」も「めあて」もピンとこないようで・・・
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
・身体能力が高い
立ち方や構え方など、小さい子ではすぐに体がぐにゃぐにゃしてしまうところでも、指示されたとおりに体をコントロールできる。
・理屈が理解できる
私も知らなかったのですが、どうも学校の音楽の授業で、簡単な楽譜の読み方を習ったようで・・・
先生が5歳児にもわかる言葉で説明しようとすると、「それってこういうことでしょ?」と。
音符と休符の違いや、八分音符と四分休符の違い、A線やE線の説明など、抽象的な概念でも説明だけでかなり理解できるようで、7歳男子のレッスンでは楽譜をかなり使っています。
・・・というわけで、7歳男子、初レッスンで、楽器の構え方と弓の持ち方、そしてA線とE線の移弦まであっというまに進んでしまった。
いやー 「楽器のおけいこを始めるのは小学生になってからで十分」って、本当だわ・・・・
5歳女子(当時3歳女子)のときは、たしか楽器の構え方だけで1か月は費やし、母娘ともに汗と涙にくれる苦難の日々を過ごした記憶があるのだが・・・・
この調子だと、あっという間に5歳女子に追いつきそうです。
ただし、やはり7歳という年齢は、耳を育てるには少々遅いというのもまた事実。
ということで、二人の子供で実験してみた当面の結論ですが、たぶん↓こんな感じで進めると、音楽教育的には一番効率がいい気がしています。
幼児期:リトミックとソルフェージュ
ピッチとリズムに対する感覚を育てる
児童期:楽器(ピアノもしくは弦楽器)レッスン開始
ピアノとバイオリン、チェロについては、7歳より後にレッスンを開始してプロになった人はほとんど見たことありませんが、他の楽器であればティーンで始めたという人はいくらでもいますから、こと「楽器演奏」に限ってみれば、敏感期はみんなが考えるよりはもっと広いのかな?という気はしてます。
個人的には、どの楽器をやるにせよ、ピアノはやっといたほうが絶対いいと思ってます。うちはもう手が回らないので無理ですが・・・ソルフェージュ能力育てるのに圧倒的に有利ですし、ト音記号とヘ音記号両方読めるのは大きい!
バイオリン奏者としては、これに加えてハ音記号も読めると、ヴィオラとの二足のわらじが履けるようになるので、さらにさらにいい感じです。
#あたくしは、そこで躓いてヴィオラ転向はあきらめましたが
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
子どもへの音楽教育については、たまたま古本屋でみつけたこちらの本が、タイトルの煽り感とは裏腹に、かなり良本であったので、近々ご紹介がてら、我が家でも取り入れたいと思っています。
頭のいい子を育てる音楽の魔法/主婦の友社
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