急に冷え込んでまるで季節の帳尻を合わせるように年末に向かう寒さがやって来ました。


少し前に行ってきた [みやぎ矯正展]



全国各地の刑務所から品物が来てるのかなと思ったけれど、少し規模が小さめ。

子どもたちが小さかった頃に何回か来たことはあったのだけれど 刑務所内部に見学に入ったことがなかったので、今回初めて。。。


美しい煉瓦造りの塀。
割りと重い量刑の人たちが収監されていると昔から言われている刑務所。
この門が開くたび、重厚であることが音と動きによってなんとも言えぬ気持ちと、非日常の世界が広がっていることを感じずにはいられない場所であることは間違いない。
1度 入ってみるのは良いことだと思う。
もちろん中ではスマホなどによる撮影は厳禁。
タモリさんがブラタモリでみたあの松も、朝鮮出兵時に持ち帰ったあの梅もあった。
昭和の建物が一部残っていて作業場を見学。
どこからか高倉健さんが見ていそうな気がする。
渡り廊下の白線は2本。
まっすぐに伸びたコンクリートの廊下。
まるで映画のセットのように。。。

刑務官の人たちがわたしたちを見張る。カメラなんぞ出すんじゃないかと。。。
ここでは名前はない!
4桁の数字で呼ばれるんだ。
タオルにも 石鹸入れにも 靴にも
それは記されている。

若林城の土塁が思ったよりも高いものだと実感。
やはり全国的にも土塁の上に塀があるような刑務所はなくてとても高いから逃げ出すのはかなり困難そう。

程なくして私とツレ 出所

僅かな時間だったけれども
非日常のそれは 想像を超える不自由さに
出所してから考えさせられた
また 刑務官の仕事もとても大変な仕事だと。。

別の日。
散歩で出かけた榴岡公園の木々

日だまりでおしゃべりに余念のない鳥たちを見ながら
こうした時間があることを幸せだと思うこの頃。