2019.06.28 富士登山競走試走 | ふむふむのブログ

ふむふむのブログ

旅と山、参加したスポーツイベントなどについてだらだらと綴ります。
2013年から区切り打ちで始めた歩き遍路に関しては必ず綴るようにしています。
備忘録として、だらだら長く書いてしまうことが多いですが、お読みいただけると嬉しいです!

UTMF以降モチベーションダウン、食生活は乱れ体重増。
ロクに調整せず柴又100kを走り、膝と腸脛靭帯に痛み。
以降もあまり走らず、たまに近場の山をのんびり歩いたり走ったりする程度の生活。

富士登山競走が近づき、調整しなきゃと思いつつもダラダラ生活。
こんなに長い期間走る気にならなかったのは久しぶり。
さすがにお尻に火がつき、今週からは毎日数キロだけどロードを走り始める。
それだけで疲労が溜まる。
怠けるとたちまち体は動かなくなる。

今日は何とか天候は持ちそうだったので富士山へ。
富士登山競走の試走です。

富士吉田市役所に車を止め、コース通りに行きます。
まぁこの身体だと、舗装路区間の馬返しまで走りきることが目標くらいかな。

当たり前ですが常に登りというのが富士登山競走。

最初の1kmから6分超え。
ちゃんと走ってるつもりだけど、全くペースが上がらず。

中の茶屋 46分
遅すぎる…。
それでもペースはあげられない。

駐車場には車無し。

馬返しまでの急な舗装路。

キジが道路に出て餌をついばんでいる。
キジって警戒心が強く人を見るとダッシュで居なくなる印象が強いが、全く逃げない。

餌に夢中でヒトに気づいてないのかな?
驚かせないように道の端へ行き避けようとするとキジが寄ってきた。

さすがに気づいてない訳はないな。
警戒心が無いなぁ。
30cm脇を通ります。

キジはこちらを見上げます。

そのまま走っていくと何とキジは自分の後を追って走ってくる。
自分が立ち止まるとキジも止まる。
スピードを上げると一生懸命走って付いてくる。
何とも愛くるしい。

約300m、2分半くらい並走しキジは森へ入っていた。

坂のキツさを少しの時間忘れられた。
不思議な経験ができた。

キジと遊んだ以外は歩きに抜かれそうな速さだけど何とか何とか走り馬返しへ。

1時間17分。
レースなら1時間ちょっとで通過しなければならないのだが…。

ここからはトレイル。


全く走れず…。
歩きます。


天気は大丈夫そう。

速く歩くと息が切れる。

昨年の試走より遥かに遅く、そしてキツイ…。
サボりすぎかつ体重増でこれほど違うとは。

5合目佐藤小屋
2時間33分。
レースタイムより30分以上遅い。



そして、ここからは更に息が切れ、心拍数が上がる。

SPO2が70台まで落ち、それ以降計測できなくなる。

雨上がりなので、ザレた道は固まっていて歩きやすい。
岩や溶岩は滑る。

早々に歩き続けることも難しくなり、たまに立ち止まって休む。

高所順応が得意では無いし、今年は3000m近い山にはまだ登っていないし。
加えて運動不足。

仕方ないが情けない…。

各小屋は、小屋開けの準備をしている。

軽快に動き回る小屋の人達を羨ましく思う。

登山者の姿は無し。
1名だけ下山してきた人とすれ違う。

8合目を4時間12分。
できることならこれくらいの時間で山頂に居たいのだが…。

ここで完全に息苦しくなる。
しばし腰かけて息を整える。

それ以降はちょくちょく足を止めないと登れない。


山頂付近の道が崩落しており、8.5合目までしか行く事が出来ない。
むしろ山頂まで行けたとしても、今日の体では無理だったかもしれない。
何とか休み休み、8.5合目まで登る。
御来光館から先の登山度にはロープが張られており進入禁止になっています。
ここまで、5時間半もかかってしまった。

この身体では、完走はかなり難しいだろう。
完敗とはならいくらいの戦いはしたい。
あと一月で走り込みと減量をやれるだけやってみる。
走りこめば秋の100マイル、冬のマラソンにも繋がるし頑張ろ。

8号目からの下りは下山道で。
馬返しからは舗装路は使わず遊歩道(トレイル)で下る。

北口本宮浅間神社を参拝。





足ガクガクになって市役所に戻る。

いやぁキツかった…。

往復で40km。

試走とは言えないような試走でした。