2022北京オリパラに向けて北京はピリピリしている。
そこに連日零下の寒さも加わって憂鬱な雰囲気。
日本のメディアが盛り上がらない具合を報道している様子はまんざら嘘でもなく,2008年の北京オリパラに比べると熱が全く違う。
浮かれ具合も全く違う。
オミクロン(奥密克戎)の広がりを抑えるために北京市のワクチン接種はほぼまんべんなく済んだ。
一日数人から数十人の感染者が出るとただちに感染者の行動範囲をロックダウン。
ゼロコロナ宣言をしてしまった限り達成を目指すしかないでしょう。
今始まったのは市を上げてのPCR検査。
今年は例年のように帰郷しない人が多いと聞く。
春節休暇を終えて北京に職を求めて戻ろうにも入境できない恐れがあるからだ。
北京にじっといて,北京の政策に従うのが今年の春節の主流。
春節の民族移動が始まったタイミングに,北京にいる者をPCR検査で洗い出す作戦だ。
居委員という町内会のような組織と地域ボランティア(いばってる)が先導する。
町を細かく分けたエリアごとに接種場所を設け,スマホで通知を受けた者は指定された場所,指定された時間内に行き,ちょこちょこっとされるだけ。
みんなまじめに参加しているが検査を受けない者がいたとて特に罰則がある様子はない。
足の悪い老人やケータリングしか使わない寒さに弱い若者ニートのなかには連行されるまで行かない者もいるだろう。
今週,始まったPCR検査によるローラー作戦のせいで社員によってはやむなく仕事を休む者がいる。
家族丸ごと検査を受ける時に1人だけ受けないわけにはいかないのだ。
私は通常車で出勤していてマンションの裏にある駐車場から出入りしている。
昨日は車の番号規制で車を使えないため帰宅したときに表門を徒歩で通ったのだが,私が住むマンション群の1号楼の住民がPCR検査を受けていたころだった。
試しに「5号楼の私でも受けられるか」と聞いてみると「没問題!」とその場で受けられることになった。
手順は簡単でスマホの健康宝という追跡アプリで「安全人間表示」を提示,PASS。
体温測定PASS,氏名,携帯電話,パスポート番号をPOS端末に入力しするとプリントアウトされたQRコードと溶液を渡されるのでそれを持って列の3人目に着くというもので全工程所要5分程度。
検体接種箇所は鼻ではなくのどで,それもオエッとならない程度手前の舌の上だった。
結果は,知らされないこともある。
一気に何千人も採取したら検体も一気にまぜて検査機にかけるのではないだろうか。
もしも陽性者がでたらそのエリアがロックダウンされるというのはそういう意味ではないかと想定している。
接種から24時間たったけど結果はまだ来ていない。
便りがないのはよい便り。