映画「妖怪大戦争」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

麒麟送子

離婚した母と祖父と共に鳥取の田舎で暮らす少年タダシは、地元のお祭りで「麒麟送子」として選ばれます。

これは、世界に平和をもたらす存在として伝えられています。

クラスメイトから大天狗山の洞窟にある剣の話を聞いたタダシは、祖父からその伝説を教えてもらい、一人で山に剣を探しに行く決心をします。

しかし、山の深さと暗さに怖気づいたタダシは、途中で偶然通りかかったバスに飛び乗ります。

そこで、傷ついた妖怪「スネコスリ」を見つけ、家に連れて帰ります。

 

大天狗の山

先住民族の魔人・加藤保憲と妖怪「アギ」は、人間が捨てた廃棄物と妖怪を合体させた悪霊「ヨモツモノ」を作り出し、人間界に送り込んでいました。

ある日、タダシが家に帰ると、祖父から「大天狗の山で待つ」と書かれた置手紙を見つけます。

タダシは祖父を探すために再び大天狗山に入ります。

そこで様々な妖怪に出会いながら、剣のある洞窟にたどり着きます。

タダシが大天狗から剣を受け取ろうとしたところ、アギが現れて剣を折ってしまい、スネコスリもアギに連れて行かれてしまいます。

タダシは崩れる洞窟の下敷きになってしまいます。

 

折れた剣

タダシが目を覚ますと、多くの妖怪が古い民家に集まっていました。

妖怪たちは、折れてしまった剣をどうすればよいか話し合います。

唯一の解決策は妖怪「一本だたら」に頼むことですが、彼もアギに捕まっています。

妖怪たちは加藤の存在に気づくと恐れをなし、逃げ出してしまいます。

最後に残ったカッパやアズキアライと共に、タダシは加藤と戦う決意をします。

 

絶体絶命

加藤は東京に向けて飛び立ちます。

彼が作ったヨモツモノが日本中で暴れ回り、街中がパニックに陥ります。

一方、アギに捕まっていた一本だたらは、スネコスリから剣の話を聞いて何とか逃げ出し、タダシたちと合流します。

彼は折れた剣を修復したのでタダシたちはヨモツモノと戦います。

多数のヨモツモノに囲まれ、絶体絶命の状況に陥りますが、そこに日本中の妖怪が駆けつけます。

東京での混乱を祭りだと勘違いした妖怪たちが、次々とヨモツモノを倒していきます。

 

加藤に勝利

その間にタダシは加藤と対峙しますが、剣は加藤には効果がありません。

加藤は溶炉に入り、最強の魔人に生まれ変わろうとしますが、アズキアライの小豆も一緒に溶炉に入ってしまい、溶炉は大爆発。

ついに加藤に勝利したタダシ。

 

大人のタダシ

年月が過ぎ、大人になったタダシは仏壇に手を合わせます。

そばにはスネコスリがいますが、タダシにはもう見えていませんでした。

するとスネコスリに加藤が近づいていました。