映画「300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

スパルタの王妃ゴルゴ

スパルタの王妃ゴルゴが語り始めます。

ペルシアのダレイオス1世が大軍を率いてギリシャに侵攻します。

ギリシャ側を率いるのはアテネの将軍テミストクレスで、彼はペルシア軍を海岸で撃退します。

テミストクレスはダレイオスを討つため船上から矢を放ちます。

ダレイオスの息子クセルクセスは、父を助けようと駆け寄りますが、ダレイオスは矢に貫かれてしまいます。

クセルクセスはテミストクレスを目にし、復讐を誓います。

ゴルゴは、テミストクレスがクセルクセスを討たなかったことが過ちであったと言います。

 

ギリシャを倒せるのは神だけ

宮殿に戻ったダレイオスは息子クセルクセスや海軍司令官アルテミシアに見舞われます。

ダレイオスは、ギリシャを倒せるのは神だけだと言い遺し、息を引き取ります。

数日間、クセルクセスは悲しみに暮れますが、アルテミシアはこれを挑戦と捉え、クセルクセスが神王として生まれ変わるよう助言します。

アルテミシアはクセルクセスを砂漠に送り出し、彼は生死を彷徨う中で金色の水に浸かり、全ての毛が抜け落ちて新たな姿となります。

彼の不在中、アルテミシアはクセルクセスの重臣を全て抹殺し、宮殿に戻ったクセルクセスは神王として君臨し、アルテミシアの指示でギリシャとの戦争を宣言します。

 

アルテミシア

ギリシャでは戦争回避が議論されますが、テミストクレスは自由のために戦うべきだと主張します。

彼はスパルタへ赴き、ダレイオス王の支援を求めますが、すでにダレイオス王は300人の兵士を率いて出発していました。

王妃ゴルゴもアテネへの援軍提供を拒否します。テミストクレスはギリシャの軍だけで戦うことを決意し、士気を高めます。

アルテミシアはギリシャ兵に陵辱され家族を失った過去があり、ペルシアの密使に救われて戦士として育てられました。

 

誘惑

テミストクレスは少数の船でペルシアの大艦隊を攻撃する作戦を立てます。

彼は小型の船で体当たりし、多くの兵士を討ち取ります。

これに激怒したアルテミシアは、部下の将軍を処刑します。

翌日、テミストクレスはペルシア軍を狭い海域に誘い込み、待ち伏せしていた兵士がペルシアの船に乗り込み、多くの兵士を討ち取ります。

アルテミシアはテミストクレスを賞賛し、自分の船に誘って彼を誘惑し、ペルシア側に引き込もうとしますが、テミストクレスは拒否します。

 

3日目

ペルシア軍は海にタールを流して火攻めにします。

多くのギリシャ兵が犠牲となり、船を失います。

アルテミシアはテミストクレスが死亡したと思っていましたが、彼は海に潜り生き延びていました。

陸ではダレイオス率いるスパルタの精鋭300がクセルクセスに挑みますが敗北します。

テミストクレスは王妃ゴルゴに協力を求めますが、彼女は悲しみ、これ以上の戦死者を出したくないと拒否します。

 

結末

テミストクレスは少数の船で再びアルテミシア率いる大艦隊に挑みます。

激しい戦闘の末、テミストクレスはアルテミシアと戦い、彼女の腹部を刺して倒します。

彼女は死に際にギリシャ連合軍の圧倒的な力を目にします。

クセルクセスはその様子を見て撤退を決意します。

船上にはゴルゴ女王も現れ、ギリシャ連合軍はペルシア軍を蹴散らします。