映画「アンフェア the answer」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
USBのデータ解析
元警視庁捜査一課の雪平夏見は、北海道西紋別署に配属されており、同じ署に勤務する一条（と恋人関係にあります。
一方、東京ではネイルガンを使用した連続殺人事件が発生し、すでに3人の遺体が見つかっていました。
この事件の特徴は、重要参考人が次の被害者になるという点です。
そして3人目の遺体の近くで雪平の元夫・佐藤和夫の指紋が発見され、彼は指名手配されます。
佐藤は雪平に会い、「次は自分が狙われている。海外に逃げる」と告げます。
雪平は彼に警察の重要機密が入ったUSBのデータ解析を依頼しており、二人で調査を進めていました。
逃亡
翌朝、雪平のもとに一条と同僚が訪れ、佐藤の遺体が見つかったこと、そして遺留品から雪平の指紋が検出されたことを告げられ、雪平は逮捕されてしまいます。
取り調べ中、東京地検の村上が現れ、警察のマネーロンダリングについて独自に調査していると話し、雪平に協力を申し出ます。
雪平は村上と共に逃亡し、東京に到着すると村上の所有するビルに身を隠します。
しかし、そこでネイルガン事件の犯人に襲われますが、何とか逃げ延び、一条と再会し事件の捜査を再開します。
真犯人
襲撃時に採取した皮膚片から犯人が結城という人物であることが判明し、雪平は結城の自宅に忍び込みますが、捕まってしまいます。
結城の「佐藤を殺していない」という言葉を信じ、真犯人をおびき出すために結城と手を組み、USBを渡すという芝居を打ちます。
結城との芝居で死んだふりをした雪平の前に現れたのは、一条でした。
逮捕
一条は結城に殺人の指示を与え、佐藤も殺していたのです。
一条はUSBを奪い、結城を殺そうとしますが、雪平が阻止します。
そして、一条の自白を盗聴器を通して聞いていた捜査班に知らせ、一条は逮捕されます。
しかし、USBはその時点でどこかに消えていました。
重要機密
後日、一条が拘置所で自殺したと報じられます。
実は、雪平はUSBに特殊な仕掛けをしており、それは佐藤が施したものでした。
USBのファイルが開かれると同時に、データが雪平のパソコンに転送され、元のデータは消失する仕組みです。
雪平の携帯にファイルが開かれたという通知が届き、それが東京地検の村上のところだとわかります。
そこには、死んだはずの一条と雪平の友人である三上がいました。
村上が黒幕であることを知った雪平は、警察の重要機密を持つ唯一の存在となりました。