映画「アンフェア the movie」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

推理小説型予告殺人事件から病院占拠事件まで

推理小説型予告殺人事件、募金型誘拐事件、×マーク連続殺人事件、そしてコードブレーキングによる警察OB連続殺人事件が次々と解決し、雪平の父の死の真相も明らかになりました。

しかし、これらの事件で負った雪平の心の傷は深く、癒えることはありませんでした。

そんな折、雪平の乗用車が爆破され、娘の美央が病院に搬送されます。

さらに運悪く、その直後にテロリストグループが病院を占拠します。

一般人は全員解放されましたが、美央だけが取り残されてしまいます。

警察庁長官を救出するために突入したSAT隊も壊滅されます。

テログループの首謀者・後藤は病院内部から殺人ウイルスを奪い、東京都内全土に撒き散らすと脅迫し、警察内部の80億円の裏金を要求します。

美央を救うため、雪平は三上の手引きで単身病院に潜入しますが、そこで美央がウイルスに感染してしまいます。

 

バイオテロ計画の阻止と美央の救出

娘を救うため、雪平はバイオテロ計画の阻止とウイルスの抗血清の入手に奔走します。

追ってきた斉木と合流し、寸前のところで殺人ウイルスの拡散を阻止することに成功します。

一方、後藤はハッキング役の蓮見を使い、警察庁次長・入江のPCから警察内部の不正の証拠を手に入れます。

しかし、後藤は裏でテログループと繋がっていた斉木の裏切りにより銃撃され、データを奪われます。

テログループも制圧され、首謀者の死亡で事件は終結します。

雪平は美央に抗血清を渡し、無事に命を救うことができました。

 

事件の終息と新たな展開

事件の数日後、ビルの屋上に向かった斉木の前に雪平が現れ、斉木はこれまでの経緯を語ります。

6年前に婚約者・葉子を失った斉木は、警察の不正に立ち向かうためには、自らもアンフェアな手段を取らざるを得なかったと告白します。

しかし、雪平は「あなたのやり方は復讐の連鎖を生むだけ」と諭し、婚約者もそんなことは望んでいなかったはずだと語ります。

二人は互いに銃を構えますが、直後に斉木が何者かに狙撃されます。

死の間際、斉木は雪平に機密データの入ったUSBメモリを手渡し息を引き取ります。

全てが終息した後、雪平は斉木の死の現場に再び訪れ、彼の最期に見た景色を胸に刻みます。