映画「回路」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

奇妙なフロッピーディスク

ビルの屋上でガーデニングをしている工藤ミチは、同僚の田口が1週間も連絡なしで無断欠勤していることを心配しています。

田口の家に行ったミチは、田口と短い会話を交わした後、田口が自殺してしまうのを目撃します。

その後、同僚の矢部は田口の部屋から奇妙なフロッピーディスクを発見し、そこには田口に似た人物の不可解な画像が残されていました。

 

謎のドア

一方、大学生の川島亮介はインターネットを始めようとしていましたが、接続できずにいました。

不安になった亮介は、不気味なサイトに辿り着き、「幽霊に会いたいですか」というメッセージに出会います。

翌日、大学のパソコン室で唐沢春江と出会った亮介は、彼女と親しくなります。

ある日、矢部の携帯電話に田口らしき人物からの電話がかかってきます。

矢部は田口の部屋で「開かずの間の作り方」という紙片を見つけ、その後、赤いガムテープで封された謎のドアを発見します。

 

春江の行方

大学で春江と仲良くなった亮介は、サークルの先輩である吉崎から奇妙な出来事について語られます。

吉崎によれば、幽霊が現実の世界に何らかの影響を与えているというのです。

亮介は当初、幽霊の存在を信じませんでしたが、次第にその考えが揺らぎ始めます。

同時に、ミチの同僚たちが次々と行方不明になり、その後自殺する事件が起きます。

この混乱の中、亮介は春江の行方を捜していますが、事故でミチと出会います

 

新たな生活

ミチと亮介は春江を探しに工場に向かいますが、春江は結局自殺してしまいます。

逃げようとした矢先、亮介は車のガス欠に気づき、工場内のガソリンを手に入れようとしますが、ガソリン缶が開かずの間に入ってしまいます。

亮介は幽霊に襲われます。

最終的にミチと共に海へ逃げる決意をします。

時が経ち、生き残った彼らは客船に乗り、南米への救難信号を頼りに新たな生活を始めることを決意します。