映画「ショーシャンクの空に」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

若き銀行副頭取アンディの悲劇

アンディ・デュフレーンは、妻とその愛人を殺害した罪で終身刑を宣告され、ショーシャンク刑務所に送られます。

無実を主張するアンディでしたが、孤立した日々が続きます。

そんな中、調達屋のレッドと出会い、趣味のために小さなロックハンマーを注文したことがきっかけで、二人は友情を深めていきます。

次第にアンディは他の囚人たちとも交流を持つようになります。

 

囚人アンディの変革

ある日、屋根の修理作業中に、ハドリー主任刑務官が遺産相続問題で悩んでいることを知ったアンディは、ビールと引き換えに解決策を提案します。

この出来事を機にアンディは囚人仲間や刑務官から一目置かれる存在となります。

後にアンディは図書係に配置換えされますが、その実態はノートン所長と刑務官たちの税務処理や資産運用を手伝うものでした。

それでもアンディは図書館を充実させるため、州議会に予算請求の手紙を毎週送り続け、遂に寄付金と古書を得て、囚人たちの教育の場として図書館を再建しました。

 

囚人仲間との絆

やがて、所長は嘘の名目で囚人たちに野外作業をさせ、賄賂を受け取り始めます。

アンディは架空の人物「ランドール・スティーブンス」を作り出し、不正蓄財を巧妙に隠蔽します。

新たに入所したトミーという囚人は、アンディやレッドたちとすぐに打ち解けました。

トミーがアンディの冤罪を知り、その真犯人に心当たりがあると告げたことで、アンディは再審請求を所長に頼みますが、所長は彼を手放す気はなく、アンディを懲罰房に入れ、トミーを殺害します。

 

アンディの脱獄計画

トミーの死にショックを受けながらも、アンディは再び所長の不正経理を行うことを条件に懲罰房から出されます。

しかし、元気を失ったアンディを見たレッドは、彼が自殺を考えているのではないかと心配します。

嵐の晩、アンディは姿を消し、翌朝の点呼で房内の大きなポスターの裏に隠された穴が発見されます。

アンディは20年間ロックハンマーで壁を掘り続け、ついに脱獄を果たしたのです。

 

新たな人生の始まり

アンディは「ランドール・スティーブンス」として所長の不正蓄財を引き出し、告発状を新聞社に送り、メキシコへ逃亡します。

告発によりハドリー主任刑務官は逮捕され、所長は自殺します。

レッドも40年目にして仮釈放され、アンディの伝言を信じてメキシコへ向かいます。

そこで再会を果たし、二人は自由な生活を楽しむのでした。