映画「ハンニバル」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
10年後
全米で女性を誘拐・殺害し、その皮膚を剥ぐ連続猟奇殺人事件から10年後、クラリスはFBIの事件で窮地に立たされています。
大富豪メイスンはその状況に目をつけ、司法省のクレンドラーを使ってクラリスに接触します。
メイスンはハンニバル・レクター博士の被害者であり、唯一の生存者ですが、顔の皮膚を剥がされています。
メイスンはレクターへの復讐を誓い、クラリスをレクターの担当捜査官に復帰させようと画策します。
懸賞金目当て
レクターは脱走後、イタリアのフィレンツェに移り住み、司書の職を得ようとしています。
不審に思ったパッツィ捜査官は、レクターの正体を見抜き、懸賞金目当てでメイスンに情報を提供します。
しかし、その情報提供がレクターに知られ、パッツィ捜査官は殺されてしまいます。
メイスンはクレンドラーを使ってクラリスを停職に追い込みます。
レクターはクラリスに接触しようとしますが、メイスンの手下に捕まってしまいます。
その現場を目撃したクラリスは追跡を開始します。
メイスンはレクターに復讐するために獰猛な豚を用意しており、これはかつて自分の顔を犬に食べさせられた仕返しのつもりでした。
脳みそ
しかし、レクターは返り討ちにし、メイスンは死亡します。
クラリスは銃撃戦で負傷し、レクターに助けられます。
彼女が目を覚ますと、クレンドラーの別荘にいて、レクターが彼女の傷を治療していることに気づきます。
クラリスはレクターを逮捕しようとしますが、麻酔が効いていて思うように動けません。
その間にレクターは生きたままクレンドラーの頭蓋骨を開け、脳を取り出して焼き、クレンドラー自身に食べさせます。
レクターはクラリスの手錠を外して逃亡します。
機内食
レクターが飛行機内で機内食を断り、自分の弁当箱を開けてディナーを用意します。
明らかにソテーした脳が入っています。
それを興味津々で覗き込む子供に、「…君、これ食べてみたいかい?」と尋ね、脳ソテーをフォークに刺して子供に差し出します。
子供は少し躊躇しながらも口を開け、それを食べようとします。
そこで暗転し、真っ暗な画面の中でスプーンやフォークが子供の歯に当たる音がして物語は幕を閉じます。