映画「フローズン」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
営業終了
大学生のリンチは、幼なじみのダンとその彼女であるパーカーと一緒にスキー場にやって来ました。
リンチは、ダンがパーカーとの関係ばかりに気を取られていることに少し不満を感じていました。
一方で、パーカーも自分に好意を持っていないことに気付きながらも、3人はスキーやスノーボードを楽しんでいました。
カフェテリアで休憩した後、最後の1滑りをしようとリフトへ向かうと、「もう営業終了だ」と係員から告げられました。
それでも、もう1回滑りたいという3人は係員に頼み込みます。
係員はしぶしぶリフトを動かし、意気揚々と3人は乗り込みました。
3人が戻ってくるのを待っていると、別の係員がやって来て、「まだ客が3人残っているから降りてくるまでリフトを切らないように」と引継ぎをしたのですが、交代した係員は別の3人組と勘違いし、リフトの電源を切ってしまいました。
1週間後
そんなことを知らずに上昇途中のリフトに取り残された3人は、「何かの間違い」「すぐに動く」とお互いをなだめ合います。
天候も崩れ、吹雪が始まり、パニック気味の3人の下に、作業用の車が通りました。
3人は必死で訴え、板やストックなどを投げましたが、あいにくの天候もあって、車内の係員は彼らの存在に気付かずに下山してしまいます。
このスキー場は週末のみの営業で、次に動くとしたら1週間後ということに焦り始めた3人ですが、ダンがリフトから飛び降りて下山すると言い出します。
そして、リフトから飛び降りるのですが、着地時に両足を骨折し、足は反対側を向き、骨が飛び出してしまいます。
朝
ダンが大けがで下山できなくなり、ほかの手を模索し、リンチがケーブルを伝って梯子のある支柱まで移動しようとします。
すると、大けがで流血し、動けないダンの周りにオオカミが群がり、ダンはオオカミに襲われてしまいます。
ダンが死んだ悲しみと恐怖で泣き叫ぶパーカーとリンチは、リフトの上で朝を迎えます。
朝起きると、無意識にリフトの安全バーを掴んでいたパーカーの手がくっつき、手のひらの皮膚がはがれてしまいます。
それに、ずっと尿意を我慢していたのですが、とうとうこらえ切れずに漏らしてしまい、泣き出します。
下に飛び降りることができないので、リンチはもう一度ケーブルを伝っての移動を試みます。
オオカミ
2人の下にはオオカミが待ち構えています。リフトのボルトも外れて傾き始めます。
何とか梯子のある支柱までたどり着いたリンチは、オオカミに追われながらスノーボードを使って下山を始めます。
リフトに残されたパーカーはもう1晩過ごします。
朝起きるとまだリフトの上なので助けが来ないことを悟り、リフトから飛び降りようとします。
ボルトが外れて傾いているので、地上までの距離も近くなり、なんとか飛び降ります。
足にリフトが落ちてきたので少しだけけがをしますが、下山を始めます。
下山していると、ダンとリンチを襲ったオオカミに出くわしますが、リンチの無残な姿を見てオオカミは彼に夢中になり、パーカーは助かります。
うつろな表情
凍傷やけがでボロボロになりながらも、なんとか下山します。
道路で倒れているところを通りかかったドライバーに助けられ、病院に向かいます。助
手席に座ったパーカーは、うつろな表情で窓の外を見つめていました。