映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

林業

平野勇気は大学受験に失敗し、恋人の高橋玲奈にも振られて将来に悩んでいました。

そんな中、偶然見つけた林業のパンフレットに載っていた女性に惹かれて応募を決意します。

三重の山奥にやってきた勇気は、飯田与喜たちの厳しい指導の下、基本的な林業の知識や実技を学びます。

 

研修

その後、さらに1年間の研修を積むために与喜が働く中村林業に配属されることになります。

勇気は研修所からさらに奥地にある神去村で与喜の家族と共に暮らし始めます。

初めての山仕事で怒られることが多い勇気ですが、林業の重要性を学ぶうちに少しずつ成長していきます。

ある日、昼食をとっているときに川のほとりで地蔵を見つけ、おにぎりを半分供えるのでした。

 

スローライフ研究会

林業の仕事に慣れてきた勇気のもとに、玲奈から連絡があり、大学のスローライフ研究会のメンバーと共に訪れます。

玲奈たちは旅行気分で林業を見学し、楽しそうに記念撮影をしていました。

しかし、林業を軽んじるような態度に勇気は怒りを爆発させ、大学生たちを追い返します。

その後、神去村の伝統的な祭りに勇気を参加させるかどうかが議論されますが、中村林業の社長や与喜たちが勇気を擁護し、仲間として認められます。

 

山止め

神去村には「山止め」という、山に入ってはいけない日があります。

この日に山に入ると神隠しに遭うという言い伝えがありますが、村の子どもが虫を追いかけて山に入ってしまいます。

行方不明になった子どもを探すため、勇気と山の男たちは山止めを破って捜索を開始します。

勇気は霧の中で何者かに手を掴まれ、そのまま山の奥に引き込まれます。

 

オオヤマヅミ

掴んでいた手の主は消えましたが、その先で迷子の男の子を見つけます。

勇気はその手に米粒が付いていたことを思い出し、山根の子どもを見つけたことで村の人々に認められ、神去村の神事であるオオヤマヅミに参加することになります。

祭りの日、勇気は他の山の男たちと共にふんどし姿で山に登りますが、実家から緊急の連絡があり急いで戻ります。

しかし、電話の内容は些細なものでした。

遅れをとった勇気を地元の教師・石井直紀がバイクで山頂まで送ります。

 

五穀豊穣と子孫繁栄

祭りでは神木を切り倒し、レールの上に巨木を乗せて滑らせることで五穀豊穣と子孫繁栄を願います。

勇気は足に縄が絡まり巨木から離れられなくなりますが、与喜たちの機転で無事に滑り落ち、生還します。

女性たちは巨木に群がり、ご利益を得ようとします。

1年の研修が終わり、勇気は地元に戻ることになります。

別れの際、与喜は号泣し、勇気も涙します。

都会に戻った勇気は違和感を覚え、木の匂いを感じながら歩きます。

建設中の一軒家にたどり着いた勇気は、再び神去村へ戻る決意をします。