劇場版「 名探偵コナン 11人目のストライカー」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
Jリーグサッカー教室
毛利小五郎の後輩で元サッカー選手の榊良輔が少年サッカーチームの監督を務めていることから、コナンや少年探偵団は米花スポーツランドで開催される「Jリーグサッカー教室」に参加します。
榊は現役時代、大事な試合でオウンゴールをしてしまい、チームを敗北に導いた苦い過去があります。
毛利小五郎はその出来事を今では笑い話だと励まします。
会場にはテレビ局勤務の山森、女性カメラマンの幸田、怪我でサッカー選手の道を断たれたアルバイトの中岡、ジュニアサッカーチームの選手だった息子を亡くした本浦などがいました。
彼らの不審な行動がコナンの目に留まります。
また、カメラマンの幸田の手帳には「杉並運動公園 午前6時KK」というメモが書かれていました。
サッカー教室から2週間後
毛利探偵事務所に「私が提示しない謎に答え続けないと、あらゆる所で爆発が起こる」という脅迫状が届きます。
実際に杉並公園で爆発が起こり、コナンはカメラマンの幸田の手帳にあったメモと一致することに気付きます。
この脅迫が本気であると悟ったコナンは、犯人がサッカー教室に来ていた誰かだと推測します。
サッカースタジアムでガンバ大阪対東京スピリッツの試合が行われ、犯人はこの試合で爆発を仕掛けると脅迫してきます。
捜査一課の目黒警部たちも動き出し、爆発を止めようとしますが、コナンは工藤新一の声で捜査に協力し、次々と謎を解いていきます。
逆恨み
コナンは小五郎に恨みを持つ者の犯行ではないかと考えます。
まず、カメラマンの幸田に接触しますが、彼女はスクープを狙っていただけで、何者かから爆発の場所と時間をメモしていただけでした。
次に本浦を調べると、彼の息子はスタジアムの近くで事故に遭い亡くなっており、そのことに小五郎が関わっていたことが判明します。
しかし、これは完全な逆恨みでした。
コナンは本浦が犯人だと考えますが、彼にはアリバイがありました。
本浦の息子が大切にしていた赤いリストバンドは、サッカー選手の三浦知良からもらったものでした。
コナンは三浦選手に会い、リストバンドをアルバイトの中岡にもあげていたことを突き止めます。
暗号が解けた
中岡は本浦の息子に自身のサッカーへの想いを託していたが、その息子を小五郎に奪われたと思い込み、爆弾計画を立てました。
犯人の指示で次の爆発場所を探る中、コナンは脅迫状の裏の意味を読み取り、10のスタジアムに爆弾が仕掛けられていることを突き止めます。
コナンは必死に暗号を解き、観客を避難させて大惨事を防ぎます。
中岡は逮捕され、コナンは中岡の行為が全て自己中心的なエゴであると断罪します。
榊はうなだれて警察に連行されます。