劇場版「 名探偵コナン 漆黒の追跡者」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

連続殺人事件

東京都、神奈川県、静岡県、長野県で、「麻雀の牌」が現場に残されている連続殺人事件が発生。

警視庁は合同本部を設置し、毛利小五郎を特別顧問として招集する。

毛利小五郎についてきたコナンは、事件の背後に黒の組織が関わっていることに気づき、灰原に注意を促す。

被害者の一人がかつて深瀬という人物と口論の末に刺されたことが判明し、コナンたちは深瀬が都内に現れるとの情報を得て現場に向かう。

深瀬は人質を取って逃走を図るが、警察に捕まる。

しかし、人質の女性は姿を消し、その正体は黒の組織のベルモットだった。

 

黒の組織

黒の組織が事件に関与していたのは、犯人が誤って組織のスパイデータが入ったメモリーカードを持ち去ったためだった。

ベルモットは深瀬が真犯人ではなく、捜査本部にアイリッシュというスパイが潜入していることをコナンに告げる。

捜査を進めるうちに、「七夕と京都」というキーワードが浮上する。

コナンは西の名探偵・服部に連絡し、一昨年の七夕祭りでホテルが大火事になったことを聞く。

火事で恋人を失った水谷浩介という男性が浮かび上がり、今回の連続殺人事件の被害者が彼の恋人・なな子と同じ階に宿泊していたことが判明。

なな子がエレベーターに乗れずに亡くなったことを恨み、水谷が復讐をしているとコナンは推測する。

 

なな子の兄・本上

コナンたちがなな子の兄・本上に会うと、水谷がもう一人殺そうとしていることが分かる。

少年探偵団はシールが貼られたカブト虫を頻繁に目にし、不思議に思った歩たちはそれを阿笠博士に見せる。

シールを集めると「助けて」というメッセージが現れ、暗号文を解いて山に入ると、警視庁の松本管理官が小屋で拉致されていた。

阿笠博士は急いで目暮警部に連絡し、コナンたちは犯人が残した「北斗七星」の暗号を解き東都タワーに向かう。

コナンたちが東都タワーに到着すると、水谷が現れるが、実は彼が最後のターゲットであり、誰かを庇っていることが分かる。

 

真犯人は

真犯人はなな子の兄・本上であり、水谷は本上の罪をかぶり自殺を図っていた。

実はなな子は他の乗客にエレベーターを譲ったために火事で逃げ遅れていた。

そして、被害者たちがなな子に花束を捧げていたことが分かり、水谷は自殺を思いとどまる。

アイリッシュは松本管理官に変装しており、水谷からメモリーカードを奪うが、黒の組織のヘリコプターから撃たれ、証拠隠滅のためメモリーカードも破壊される。

アイリッシュは唯一、コナンと工藤新一が同一人物であることを知っていたが、最後はコナンを庇い秘密を守ったまま亡くなる。

事件は解決したが、コナンは非道な黒の組織を倒すまで戦い続けることを誓う。