映画「ダークナイト」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
その男ジョーカー
ゴッサム・シティでピエロ姿の強盗団が銀行を襲撃し、互いに裏切り合って最後の一人が金を盗みます。
その男はジョーカーでした。
一方、バットマンは偽バットマンたちとスケアクロウの麻薬取引を阻止します。
バットマン、ゴードン警部補、新任検事ハービー・デントは組織犯罪撲滅に向けて協力します。
ウェイン産業は中国系企業ラウファンド社との合弁事業に不満を抱いています。
マフィアたちはラウ社長とマネーロンダリングの会議を行い、ラウは捜査を逃れるため香港に戻ります。
そこにジョーカーが現れ、バットマンを殺す代わりにマフィアの資金の半分を要求。
ギャンボルが激怒しますが、ジョーカーはギャンボルを殺し、組織を掌握します。
マフィアたちはジョーカーの提案を受け入れます。
バットマンの正体
バットマンは香港でラウを確保し、ゴッサムシティに連れ帰ってゴードン警部補に引き渡します。
その結果、警察はマフィア組織の549人を逮捕し、裁判にかけることに成功します。
一方、ジョーカーは「バットマンが正体を明かさなければ市民を殺し続ける」と脅迫します。
ブルース・ウェインはハービー・デントのためにパーティを開き、彼の正義の理念を支持しますが、幼馴染のレイチェル・ドーズを巡る気持ちは揺れ動いています。
ジョーカーはローブ市警本部長と裁判長を次々に殺害し、ハービーも狙います。
パーティに乱入したジョーカーはハービーを脅迫しますが、バットマンが現れて対決。
ジョーカーはレイチェルを人質にし、バットマンに正体を明かすよう迫りますが、バットマンは辛うじてレイチェルを救い出します。
パレードでの暗殺
次にジョーカーは市長ガルシアを標的にし、パレードでの暗殺を試みます。
ゴードン警部補が身を呈してガルシアを守り、命を落とします。
警察はゴードンの家族に悲報を伝え、バットマンは遠くからその光景を見つめます。
ハービーはレイチェルが次の標的になると危惧し、ジョーカーの情報を得ようと男を脅しますが、バットマンが止めます。
バットマンはハービーに「君こそがゴッサムの真のヒーローだ」と告げ、バットマンとしての引退を決意します。
ウェインはジョーカーによる市民殺害を止めるため、記者会見でバットマンの正体を明かそうとします。
レイチェルの死亡
翌日、ハービーは記者会見でバットマンが正体を明かすべきかを問う中、自らがバットマンだと名乗り出ます。
これはジョーカーをおびき寄せる作戦で、ジョーカーがハービーの護送車を攻撃しますが、バットマンとゴードンが阻止します。
ジョーカーは逮捕され、ゴードンは市警本部長に昇進。
しかし、ジョーカーの仲間によりレイチェルとハービーが別々に監禁されます。
バットマンとゴードンが急行するも、ジョーカーの情報は逆で、レイチェルは死亡し、ハービーは重傷を負います。
ジョーカーは警察署から脱出し、ラウを連れ去ります。
レイチェルはブルースにハービーを選んだ手紙を残していましたが、アルフレッドはそれを渡さず、ブルースはレイチェルの死とハービーの重傷を悔やみます。
—— ブルースへ、 私はハービーと結婚する。彼を愛している。あなたがバットマンを捨てる日は来ない。その日が来るなら、そばにいるわ。人々への希望は失わないで。変わらぬ愛をあなたに。
レイチェル
ジョーカーの居場所
レイチェルの死と自身の顔の損傷に絶望したハービーは、ゴードンの謝罪を受け入れられず、トゥーフェイスとなって復讐に走る。
同時に、バットマンの正体を暴こうとするリースをジョーカーが狙い、病院を爆破すると脅します。ゴードンはリースを守りつつ、ジョーカーの妨害を防ぎます。
一方、ハービーの病室に現れたジョーカーは彼を唆し、ハービーはワーツやマローニを殺してしまいます。
バットマンはジョーカーを捕えるため、ゴッサムの通信を盗聴し、ジョーカーの居場所を突き止めます。
ジョーカーはフェリーの乗客たちに互いの船を爆破させるというゲームを強制しますが、結局誰も爆破ボタンを押しません。
バットマンはジョーカーを制止し、逮捕しますが、ジョーカーは「トゥーフェイスを悪に染めた」と嘲笑します。