映画「ネメシス 黄金螺旋の謎」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

ゲノム編集人間

探偵事務所ネメシスの探偵助手、美神アンナは、世界初のゲノム編集人間として父によって生み出されました。

しかし、父はその最新技術を悪用しようとする者たちに殺されてしまいます。

アンナは父の研究データを形見として持ち歩いていました。

アンナは最近一人暮らしを始め、ネメシスの探偵風真尚希がネメシスの社長栗田一秋を刺殺する夢を何度も見るようになります。

 

ルームシェア

彼女は一人暮らしの資金を稼ぐため、警備員のアルバイトを始めます。

そこで叔母の神田凪沙に再会し、ルームシェアを勧められますが断ります。

アンナは後をつけてくる男に気づき、声をかけます。

その男はアンナのかばんに名刺を入れたと言い、その名刺には「窓」という名と謎の数式、間取り図が書かれていました。

アンナの友人管朋美は、この数式が「残された時間がない」ことを示していると伝えます。

その直後、アンナの仲間の刑事たちが大型トラックの衝突事故で全員死亡するという出来事が起こり、これはアンナが夢で見たものでした。

 

データを悪用する

アンナは朋美に窓の名刺を見せます。

朋美はこの数式が黄金螺旋の方程式だといい、身近な人に何かが起こるかもしれないと警告します。

超富裕層がアンナのデータを悪用する可能性も指摘します。

現実世界で初めて窓がアンナのもとを訪れますが、窓は謎のバイク集団に襲われ、鉄パイプで殴り殺されます。

しかし、アンナが目を離した隙に窓の死体が消え、これは夢だと思いたいアンナは混乱します。

 

夢が現実に

風真がアンナの家を訪ねた際、家の壁に外部から脳に刺激を与え特定の夢を見させる機械が埋め込まれていることが判明します。

アンナは風真に不思議な出来事を打ち明け、風真はアンナがこの家に住むよう誘導されていた可能性を指摘します。

しかし、不動産屋はすでに閉店していました。

風真とアンナは栗田に相談しようとしますが、途中で凪沙がバイク集団に刺殺される場面に遭遇します。

アンナは夢が現実となってしまったことに絶望します。

 

夢で見た大型トラック

アンナは父の研究データを風真に預け、偽物のデータを持ち歩き、それをバイク集団に盗ませます。

カメラを仕込んでいたため、バイク集団のアジトを特定し、窓を殴り殺した犯人たちを逮捕します。

アンナと風真、栗田はバイク集団が乗せられたパトカーを追いますが、夢で見た大型トラックが突っ込み、仲間の刑事が重傷を負います。

アンナは夢が現実になっていることに気づき、再び夢を見て阻止する方法を探ります。

夢の中で見た場所を地図に当てはめると、窓の名刺の間取り図と一致していることが判明します。

 

窓が殺される原因

アンナは凪沙を殺し、刑事たちに重傷を負わせた犯人たちのアジトを特定し、突入します。

犯人は窓の命令で行動していたことが明らかになります。

アジトには大きなスクリーンがあり、アンナが夢で見た光景が次々と映し出されます。

アンナはそこで、バイク集団と凪沙がアンナのデータを盗む計画を立てていたことを知ります。

凪沙が「アンナがデータを差し出さなかった場合、自分がアンナを殺す」と宣言していた音声を聴き、ショックを受けます。

窓と凪沙は対立し、窓が殺される原因となります。