映画「ういらぶ。」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

幼馴染の高校生4人組

地元で美男美女として評判の和泉凛、春名優羽、坂下暦、藤蛍太は、同じマンションに住む幼馴染の高校生4人組です。

しかし、凛は優羽が好きすぎて、つい冷たく接してしまいます。

優羽は、凛の冷たい態度を自分がダメな人間だからだと思い込み、自信を持てずにいました。

暦や蛍太はそんな二人を心配しつつも見守っていました。

ある日、自宅の修繕で一時的に引っ越すことになった優羽は、隣に住む佐伯和真と妹の実花と出会います。

和真は見た目はチャラそうですが、実は優しい秀才で、実花は人懐っこくて言いたいことをはっきり言う性格でした。

 

君はとても可愛い

和真は優羽に「君はとても可愛い。自信を持って」と優しく接し、優羽は自分に優しくしてくれる和真と冷たい凛との間で揺れ動きます。

和真の出現に焦った凛は、優羽の家を訪れ、和真と優羽の親密そうな様子を見てしまいます。

焦った凛は、翌日から優羽を無視し始め、和真に対して「優羽をいじめていいのは俺だけ。好きになっていいのも俺だけ」と宣戦布告します。

しかし、和真は「大事なのは優羽の気持ちだ」と譲りません。

凛は一計を案じ、自分が別の女子から告白される現場に優羽を呼び出し、「告白を断るのが面倒だから、付き合っているふりをしろ」と命じました。

暦と蛍太は心配しつつも見守る中、凛は優羽に優しく接するようになりますが、優羽は自分が仮の彼女だと思い込んで戸惑います。

 

星の村

凛からキスを迫られた優羽は驚いて突き飛ばしてしまいます。

その時、凛のアルバムから幼い頃に二人で訪れた「星の村」の写真が出てきました。

そこは流星群が見られる場所でした。

優羽は凛が星の村に隠した大切な思い出の品を見つければ、自分を認めてくれると思い、凛に「昔の幼なじみに戻りたい」と泣きながら訴えます。

凛は自分が振られたと思い、立ち去ってしまいます。

 

 

ハート型の岩

その後、凛たち4人と佐伯兄妹は、佐伯家の祖父が星の村のオーナーであることから遊びに行くことになります。

優羽は凛の宝物を見つける決意を固め、凛もまた優羽に後悔させようと考えています。

バーベキュー中、実花は「優羽と別れたからいいでしょ?」と凛に告白し、凛は優羽を気にしながらも実花の告白を受けます。

その様子に衝撃を受けた優羽は「ハート型の岩」をヒントに森へ宝物を探しに行きます。

 

文鳥のキーホルダー

日が暮れても優羽が戻らず、心配する中、凛は幼い頃、優羽を喜ばせたくてハート型の岩の下に宝物を隠したことを思い出します。

必死に優羽を探し回った凛は、ハート型の岩で宝箱を探す優羽を見つけました。

優羽は「宝物を見つけて凛に認められたい。自分は凛が好き。自分を変えたい」と凛に告白し、二人で宝物を掘り当てました。

それは優羽が飼っていた文鳥のキーホルダーでした。

二人は素直になり、お互いの想いを打ち明けました。

無数の流星群が二人の頭上に降り注いでいました。