映画「バイオハザード ダムネーション」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
休暇中だったレオン
休暇中だったレオンは戦地に召喚され、サポート役のハニガンから任務中止を指示される。
しかし、バイオテロの危機に直面しているこの地を見過ごせないレオンは、単独で任務を続行することを決意。
ハニガンとの通信を切断し、街の中へと進む。
静まり返った街では政府軍と反政府勢力の戦闘が激化しており、レオンは同じ任務に参加していた男性を見つけるが、その男性は負傷して息絶えてしまう。
直後、レオンも何者かに襲撃され、意識を失う。
テロリスト
目を覚ますと、彼は数人のテロリストに囲まれていた。
陽気なテロリスト、J.D.はレオンをCIAのエージェントと勘違いしている様子だった。
リーダーらしき男と、酷く咳き込む老人もその場にいる。
突然、政府軍が突入し、レオンたちは脱出を図る。
しかし、老人の様子がおかしくなり、目が赤く染まって今にも息絶えようとしていた。
テロリストのリーダー、バディは老人に銃を向け、撃ち殺す。
プラーガ
老人はプラーガという寄生体に感染していたのだった。
この街には、意識を完全に失ったプラーガの寄生者が多数潜んでいる。
バディたちがこの戦いに命を懸ける理由は、皆大切な人々を失ったからだった。
彼らは命を捨てる覚悟で戦っている。J.D.はバディの身を案じており、レオンに銃を託す。
バディは戦いに勝つために、自らに特別なプラーガを寄生させようとしていた。
そのプラーガを宿すことで、リッカーという生物兵器を従えることができる。
エイダ
しかし、レオンがその場所に到着した時には、バディは既に姿を消していた。
時すでに遅く、レオンの前に因縁の女性エイダが現れる。
エイダもまたこの地に潜入し、作戦を進めていた。
彼女は戦いの首謀者である大統領に接近し、その本性を目の当たりにする。
レオンと共に大統領府の地下に潜入すると、そこには大量のプラーガが隠されていた。
バイオテロを引き起こし、この街に災厄をもたらしたのは他ならぬ大統領だった。
希望と生存
リッカーを従えたバディも現れ、場は騒然となる。
バディの目的は大統領の殺害だったが、大統領は逃走し、代わりに巨大な人型生物兵器が出現する。
レオンとバディは協力して戦うが、戦いの終わりにバディは力尽きてしまう。
戦いが終わった後、プラーガに寄生された身体に絶望したバディは、自ら命を絶とうとする。
しかし、レオンはそれを制止し、「今まで死んだ人々のためにも生き続けろ」と激励する。
その後、ある街で一人の男が車椅子で奮闘している姿が描かれる。
プラーガを取り除かれ、足が不自由になっても、必死に生きようとするその男の姿は、希望と生存の意志を象徴している。