映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

アリスが目を覚ますと

瓦礫の下に埋もれた状態でアリスは目を覚まします。

彼女の記憶には、ゾンビとの激しい戦闘の記憶が残っていました。

周囲は静まり返っていましたが、戦いはまだ終わっていませんでした。

すぐに巨大な怪物に襲われたアリスは、一人で戦い撃退します。

その直後、どこからかアリスを呼ぶ声が聞こえます。

その声は、ある建物の地下から発せられていました。

声の正体は、かつてアリスたちを苦しめたレッド・クイーンでした。

 

人類の危機

レッド・クイーンはアリスに人類の危機を伝え、救うための薬の存在を明らかにします。

アリスは半信半疑ながらも、その情報にすがるしかありませんでした。

レッド・クイーンがなぜアリスに味方するのかという疑問が残りますが、その背後にはアンブレラのある秘密が隠されていました。

アンブレラは、人類を減らすためにウィルスを開発し、環境を整えて生き残った人類で新たな生活を始めるという計画を立てていたのです。

そしてハイブの地下にはアンブレラの社員が長い眠りについているとのこと。

アリスは、人類に残された48時間以内に薬を見つけ、世界に広げる必要がありました。

 

ラクーンシティへ

アリスはすぐにハイブのあるラクーンシティへ向かいました。

しかし、その道中でアンブレラの罠にかかり、捕らえられてしまいます。

彼女を捕らえたのは、数年前に殺したはずのアイザックス博士でしたが、実は彼のクローンを倒しただけだったのです。

アイザックスはアリスを凌ぐ身体能力を持ち、簡単に倒すことはできませんでした。

アリスが捕まった戦車の後ろには大量のゾンビの群団がいました。

アイザックスはゾンビを引き連れてどこかへ向かっていましたが、アリスは戦車から脱出し、バイクで再びラクーンシティへ向かいます。

 

クレア・レッドフィールド

ラクーンシティに到着したアリスは、街の中央にある爆弾で開いた大きな穴に引き寄せられ、対ゾンビトラップにかかってしまいます。

気が付くと、見知らぬ人々に囲まれていました。

そこには数時間の時が経過しており、残された時間は少ないと感じるアリス。

しかし、その中に懐かしい顔、クレアの姿を見つけます。

多くの仲間を失ってきたアリスにとって、クレアの存在は心強いものでしたが、時間はありません。

 

ハイブへ向かう

アリスはハイブへ向かい、薬を見つける必要があります。

レッド・クイーンから聞かされた話を仲間たちに伝えますが、彼らはその話の真偽やアリスの正体について半信半疑でした。

アイザックス博士がアリスを追って来たました。

アリスは作戦を練り、ゾンビを撃退しようとします。

彼女の策は成功し、ゾンビの群団と博士を撃退しますが、さらなるゾンビ群団が迫っていることに気づきます。

唯一の方法はハイブへ向かうことでした。

 

アリシアのクローン

アリスはクレアたち数名と共に、街に開いた穴からハイブへと潜入します。

ハイブの中には人影はありませんが、奥深くでウェスカーの指示を受けたレッド・クイーンが攻撃を仕掛けてきます。

仲間を一人また一人と失いながらも前進するアリスたちは、最深部である人物と対峙します。

そこにいたのは、アイザックス博士。

彼の力はアリスを凌ぎ、アリスに勝ち目はありません。

そこへアリシア・マーカスが現れます。

彼女の容姿はアリスに酷似していました。

それもそのはず、アリスはアリシアのクローンだったのです。

 

人類を救う薬

アリシアは早いスピードで老化する病気を患っており、彼女を救うために開発されたのがT-ウィルスでした。

そして、アリスが生み出されたのです。

アリシアはアリスに博士を倒すよう命じます。

博士は懐に探していた薬を持っており、アリスと博士の戦いが始まります。

激闘の末、アリスは博士を倒すことに成功しますが、その代わりに片方の手の指を失ってしまいました。

博士を倒したことで人類を救う薬を手に入れたアリス。

しかし、時間がありません。

この薬はT-ウィルスに感染した全ての生物を殺すことができるものでした。

目の前に大量のゾンビが迫る中、アリスは地面に薬を叩きつけます。

その瞬間、ゾンビが次々と倒れていきました。

それはアリスも死ぬことを意味するものでした。