映画「バッド・ルーテナント」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

警部補に昇進

ハリケーン・カトリーナがニューオーリンズを襲った際、刑事のテレンス・マクドノーは、水没寸前の留置場に取り残された容疑者チャベスを救出しました。

この勇敢な行動により、テレンスは警部補に昇進し、名誉賞を受賞しました。

しかし、このとき負った腰の傷が悪化して慢性化し、医師から一生続く痛みを告げられたテレンスは、痛みを和らげるためにドラッグに手を染めるようになります。

半年後、テレンスは重度のジャンキーとなり、愛人で娼婦のフランキーと共に大麻やコカイン、ヘロインなどあらゆるドラッグに依存するようになり、警察の立場を利用して薬物使用者からドラッグを奪うなど、完全に腐敗してしまいました。

 

不法移民一家5人が惨殺された事件

テレンスはセネガルからの不法移民一家5人が惨殺された事件の捜査指揮を命じられます。

被害者一家が麻薬密売に関与していたため、警察はギャングのボス、ビッグ・フェイトを主要な容疑者と見なし、彼の手下であるミジェットとGを取り調べます。

しかし、テレンスが捜査中にドラッグを使用してラリっている様子を見た彼らは、捜査に協力しようとはしませんでした。

さらに、事件の目撃者である配達人の少年ダリルの身辺警護を任されたテレンスですが、ダリルはドラッグに依存するテレンスの不安定さに恐れを抱きます。

ダリルは祖母のビニーに助けを求め、結局海外へ逃亡することになりました。

目撃者のダリルが姿を消したことを知ったテレンスは、ダリルの祖母ビニーが働く介護施設に押しかけ、彼女に拳銃を突き付けてダリルの居場所を明かすよう脅迫します。

 

八百長試合

テレンスの無軌道な行動は署内でも問題視され、ジャスティンの父親が警察に圧力をかけたことで、テレンスは銃を没収され、閑職の証拠保管室管理に追いやられました。

さらに追い打ちをかけるように、ジャスティンの仲間であるギャングのデイヴから、ジャスティンから奪った金の5倍である5万ドルを2日以内に用意するよう脅されます。

 

 

 

 

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