映画「プラットフォーム」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
48階層
ゴレンは目を覚ますと、部屋の中央にある穴の開いた場所にいました。
周囲には同じような部屋が何部屋も連なっており、塔のような構造になっていました。
そこにいたトリマガシから、この場所が48階層であることを知りました。
トリマガシによれば、各階層には2人の囚人がおり、毎月どこかの階層に移動させられると言います。
また、上下の階層との会話は禁止され、ここでは食事が最重要なのだと語ります。
そんな中、階層の中央に大量の食事を載せたプラットフォームが到着します。
豪華な食事ではありますが、既に47階層を通過しているため、食べ残しのように見えます。
食事にむさぼるトリマガシを見ながら、何もせずにいたゴレンはプラットフォームが動き出す前に一つのリンゴを手に取りました。
ドン・キホーテの本
突然ゴレンたちの階層が加熱され始めます。
トリマガシによれば、食事を溜め込むことは許されず、溜め込むと罰が与えられると言います。
焦ったゴレンはリンゴを投げ捨てると、加熱は収まりました。
トリマガシとゴレンは、このピットに来た理由を持っています。
トリマガシは殺人の罪で、ゴレンは卒業証書の受け取りの引き換えでここにやってきました。
それぞれ一つだけ持ち込みが許され、ゴレンはドン・キホーテの本を、トリマガシはナイフを持ってきていました。
171階層
ある日、プラットフォームには子供を探すミハルという女性が現れます。
同時に、疲れ果てた人々が穴から身を投げる光景も見られます。
そして階層の移動が始まります。
目を覚ましたゴレンは、自分がベッドに縛り付けられ、目の前にナイフを持つトリマガシがいることに気づきます。
彼は171階層におり、食事がほとんどなく、飢えた者たちが集まる場所であることを知ります。
トリマガシはゴレンを食べようとしますが、その時にプラットフォームに乗ってきたミハルが介入し、ゴレンを救います。
解放されたゴレンはトリマガシを制止し、自衛します。
しかし、二人は食べ物がない状況に直面し、極限の飢えに苦しむことになります。
飢えをしのぐために、彼らはトリマガシを食べる決断をします。
その行動が彼らの生存を支え、171階層を生き抜くことになりました。
33階層
ゴレンは目を覚ますと、33階層にいました。
トリマガシが死んでしまったため、新しいパートナーとしてイモギリと出会います。
イモギリは運営側の人間であり、この施設の仕組みについて詳しく語ります。
「200階層まであるが、適切に食事をすれば全ての階層に食事が届くはずだ」と言います。
イモギリは他の階層の人々に「食事を公平に分配すべきだ」と訴えますが、うまくいきません。
33階層が終わり、ゴレンは目を覚ますと202階層にいました。
202階層
イモギリの警告よりも先に進んでしまったのです。
ゴレンが気づくと、イモギリは自ら命を絶っていました。
ゴレンは絶望し、再び飢えに苦しむことになります。
持ち込んだ本を食べようと試みますが、できず、結局はイモギリの肉を食べることになります。
次の月が来て、階層が変わりました。
6階層
今度は6階層です。イモギリの代わりに、バハラットがゴレンとペアになりました。
バハラットはロープを持ち込んでおり、それを使って一番上に行こうとしていました。
ゴレンとバハラットはプラットフォームに乗り、下層に向かって食事を配ることを決めます。
この提案にバハラットは同意し、二人は協力して下層へと進みます。
各階層には、食事を分配することに賛成する者もいますが、そうでない者もいます。
非協力的な者たちを退けながら、ゴレンとバハラットは下層に進みます。
途中で知識豊富な人物に出会い、最上階に何も手つけられていない状態で戻すと、管理側が異常を感知することを知ります。
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