映画「街の上で」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
荒川青の心情の葛藤
下北沢の古着屋で働く彼は、彼女の雪の浮気が発覚し、彼女との関係が崩壊する危機に直面します。
青は雪と別れるつもりはなく、彼女を失いたくないと強く主張します。
しかし、雪は青に対して冷たく、彼女が浮気相手と付き合うことを宣言します。
この突然の告白に青は驚き、ショックを受けます。
その後、青は仕事中に別れたカップルの男女の喧嘩に巻き込まれ、彼らの関係の複雑さを目の当たりにします。
さらに、青は行きつけのバーで、常連客の五叉路から雪の相談を聞かされます。
雪からの連絡を知った青は、怒りとショックに包まれます。
自分がまだ彼女の心に残っていることに戸惑いつつも、彼女への怒りが頭をもたげてきます。
カワナベの訃報
物語が進む中、荒川青は古本屋の元店主・カワナベの訃報を受け、初めて古本屋を訪れます。
そこで店番をしている田辺と会話する中で、青は自らが音楽をやっていたことを思い出し、恥ずかしさからパニックになります。
その結果、田辺とカワナベの不倫の話題を口にしてしまい、田辺の不快感を買います。
後で青は古本屋の留守電に謝罪のメッセージを残します。
一方、美大で映画を撮っている高橋が青の勤める古着屋を訪れ、青に映画出演を依頼します。
青は演技が苦手で断るつもりでしたが、五叉路からの説得により出演を決めます。
再び古本屋を訪れた青は、田辺に改めて謝罪し、田辺もそれを受け入れ、青の映画出演を応援します。
しかし、映画の撮影中に青は緊張から自然な演技ができず、全ての出演シーンがカットされてしまいます。
青が映画製作の打ち上げに参加し、そこでの不穏な雰囲気やスタッフ間の口論に居心地の悪さを感じます。
その中で、スタッフの城定イハとの会話を通じて、高橋の恋愛事情に興味を抱きます。
恋愛経験
打ち上げが終わり、2軒目への移動を断った青をイハが追いかけてきて、自宅に誘います。
2人はお茶を飲みながら、それぞれの恋愛経験について語り合います。
青は雪との関係について告白し、イハも自身の恋愛経験を打ち明けます。
青とイハの間には恋愛感情はないものの、お互いの居心地の良さや友情を感じながら、2人は時間を共有します。
雪が間宮との関係に終止符を打ち、青との関係を取り戻すことになります。
青はイハの部屋に泊まり、翌朝に帰ろうとしたところでイハの元カレが現れますが、青は避けられることになります。
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