映画「カイジ 人生逆転ゲーム」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

じゃんけんゲーム

カイジは、定職に就かずにコンビニでフリーターとして生活していた。

彼は通りがかりのカップルからも馬鹿にされる日々を送っていた。

ある日、金融会社の社長である遠藤凛子から借金の取り立てを受けることになった。

友人の連帯保証人として202万円の返済義務が生じ、しかしカイジにはそれを支払う能力がなかった。

お金に困るカイジに遠藤は、借金を返済するために大金を手に入れるゲームに参加するよう勧める。

その場所はギャンブルクルーズ「エスポワール号」であり、参加者はカイジと同様に借金に苦しむ者ばかりだった。

彼らと共に、じゃんけんゲームに挑むことになる。

 

地下帝国

ゲームのルールはシンプルで、30分以内に勝ち負けで星のバッジ3個を獲得する。

1個のバッジは100万円であり、3個のバッジを集め、手持ちのじゃんけんカードを使い切ることが勝利条件だ。

しかし、負ければ過酷な強制労働施設に送られることになる。

カイジは船井という男から、あいこに持ち込むことで二人とも勝利できるよう提案される。

カイジは船井を信頼し、提案に従うが、結果的に騙されてしまう。

それでもカイジは船井を打ち負かし、石田という中年男性と手を組んで勝利を掴む。

しかし、石田のミスが発覚し、彼は地下帝国の強制労働施設に送られることになる。

カイジは彼のことが気になり、一緒に地下帝国へと向かうのだった。

 

ペリカと呼ばれる貨幣

地下での強制労働が始まる前に、カイジたちは肩に帝マークの焼き印を押されます。

その後、監視用のマイクロチップが埋め込まれるため、簡単に逃げ出すことはできません。

地下の強制労働施設では、僅かながらペリカと呼ばれる貨幣がお給料として支給されます。

このペリカを少しずつでも貯めれば借金返済に役立ち、地下の労働から解放される可能性があります。

カイジは一生懸命に働き、この目標に向かって努力します。

しかし、カイジの意志は容易に打ち砕かれます。

地下帝国ではペリカを使ってビールやおつまみを購入できる売店があり、仲間が楽しそうに飲食する様子を見て妬ましく感じます。

つい誘惑に負けてペリカを使い、結果的にはわずかな給料を消費してしまいます。

 

ブレイブメンロード

地下帝国の生活に徐々に慣れていくかのように見えましたが、カイジは病気で働けなくなった仲間たちの存在に気付きます。

働けない者は「ブレイブメンロード」と呼ばれる場所に送られます。

そこには高いビルとビルの間をつなぐ一本の細い橋があり、その橋を渡りきれば1000万円が手に入るという命がけのゲームが待っています。

地下の強制労働施設での仕事が未来に繋がるとは考えられず、病気になってブレイブメンロードに送られる佐原と、そして一緒にゲームに参加する石田と共に、カイジもこの挑戦に身を投じることになります。

 

手元に残った額

挑戦者たちは手にした1000万円の金券を持ち、ブレイブメンロードに挑みます。

この橋は電流が流れる鉄骨で構成されており、落下するだけでなく鉄骨に触れるだけでも即座に死に至ります。

カイジは落ちそうになりながらも何とか渡り切ります。

一方、石田は自分が渡り切れないと悟り、金券を娘の裕美に託すようカイジに頼み、その後落下してしまいます。

佐原も渡りきることに成功しますが、扉が開いた瞬間に風で押され、あっけなく転落してしまいます。

無事に渡りきったカイジだけが手にした金券が残ります。

 

勝ち抜く決意

賞金1000万円と思いきや、借金が差し引かれ、残った額はわずか75万3200円に過ぎません。

石田の金券を交換しようとするが、死んだ者の金券は受け取られません。

怒りに震えるカイジに、利根川が新たなゲームを提案します。

このラストチャンスのゲームに勝てば、カイジは更なる賞金を手にし、自由の身となります。

しかし、負ければ再び地下の労働施設に戻ることになります。

カイジはこの最後のゲームに挑戦し、勝ち抜く決意を固めます。

 

再挑戦

利根川が提案する最後のゲームは「Eゲーム」と呼ばれ、参加者は「皇帝1枚」「市民8枚」「奴隷1枚」のカードを出し合って勝敗を競います。

利根川は敢えて不利な奴隷側を選び、挑戦に臨みます。

驚くべきことに、利根川は2度も不利な立場から勝利を収めます。

これにより、カイジは利根川が何かを裏で仕組んでいるのではないかと不信感を抱きます。

後にカイジは、自分の体内に埋め込まれたマイクロチップから心拍数などのデータを読み取り、カードの読みを行っていたことに気付きます。

そこで、カイジは再挑戦するために遠藤から5000万円を借り、ゲームの際に頭を怪我させることで意識を高揚させました。

 

 

 

 

 

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