映画「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

不里崖で起きた事件

深山大翔は班目法律事務所の一員として、真実の追求に生きる刑事弁護士です。

過去に99.9%の有罪率を持つ難事件で無罪を勝ち取る逆転を果たしてきた実績を持ちます。

斑目法律事務所の新所長である佐田篤弘のもと、深山は新米弁護士の河野穂乃果とともに難事件に挑んでいます。

ある日、深山と穂乃果、パラリーガルの明石達也は、不里崖で起きた事件の再現VTRを撮影していました。

この事件では漁師の加賀郁夫が被害者の東野颯太を崖から突き落として殺害した容疑がかけられています。

深山は現場の状況から東野が潜伏していた可能性を示唆し、煙草の吸殻からは東野のDNAが検出されました。

しかし、検察は新たな証人として三田仁を持ち出し、彼が一部始終を目撃し、その後熊本に飛んで友人と待ち合わせたと主張しています。

 

再現VTR

加賀は東野の遺族からの民事訴訟も受けており、東野の遺族の弁護人として怪しい行動をとる南雲恭平が関与していることがわかります。

深山は新たな証人の出現に疑念を抱き、これが南雲によるでっち上げではないかと考えます。

深山は東京地方検察庁の検察官である丸川貴久から、東野の事件に関する資料を手に入れました。

そこには加賀と東野の間に揉め事があったこと、そして東野が警察に被害届を出しても動かなかったことが記されていました。

警察がこの事件を隠蔽し、加賀を犯人に仕立てようとしている可能性を疑った深山は、再び事件の再現VTRを撮ることを決意しました。

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穂乃果、明石、藤野、中塚が協力し、穂乃果が撮影係、明石が三田役、中塚が加賀役、藤野が東野役を務めました。

 

南雲の狙い

穂乃果と明石は熊本へ向かう深山の指示を受け、新幹線で移動しました。

店に到着すると、深山がすでに待っており、店主からの証言を得ました。

穂乃果の到着時間や明石の遅刻、そして店のポスターによって、事件当日のタイムラインが明らかになりました。

公判が始まると、深山は三田に事件当日の移動経路を質問しました。

しかし、三田の証言は曖昧で矛盾していました。

深山は熊本城まつりの影響を指摘し、タクシーでの移動が不可能であることを示しました。

その後、三田の証言が次々と変わる中、深山は彼が事件の主犯であることを看破しました。

かねてから加賀との対立があった三田は、東野を襲撃させた張本人だったのです。

深山は、南雲の狙いが主犯を暴くことにあったのではないかと考えました。

 

山本の無実

南雲の娘である天才ピアニスト、エリがウィーン国際コンクールで最優秀賞を受賞しました。

しかし、その栄光の陰に、週刊誌がエリの実の父親が殺人犯であるとする疑惑が持ち上がります。

南雲は激怒しましたが、その疑惑は週刊誌に掲載されてしまいます。

エリは南雲に真相を問いただそうとしますが、南雲は黙秘します。

エリは、南雲から受け取った名刺を通じて佐田に連絡し、15年前の事件を調査してほしいと依頼します。

その事件とは、山本貴信が天華村のワイン祭りで毒物混入事件を起こし、有罪判決を受けたことです。

しかし、南雲は山本の友人であり、彼を無実だと信じていました。

 

 

深山は、南雲から受け取った資料を元に、事件の真相を追究するために天華村へと向かいます。

そこで、かつての村人たちや山本の自宅での捜査を行います。

そして、事件当日の詳細や、山本が有罪とされた根拠に疑問を投げかけます。

再び事件の舞台を再現し、その際に現れた新たな証言や発見から、事件の真相が明らかになっていきます。

深山とチームは、山本が無実である可能性を示唆し、南雲もその調査に協力することを決意します。

そして、再審請求の準備を進めていくのでした。

太田はヤメ検弁護士の大友修一と共に記者会見を開き、班目法律事務所を犯人扱いしたことを非難しました。

深山らは村人たちが再審を妨害すべく、班目法律事務所に罠を仕掛けた可能性を疑いました。

 

毒物の分析結果

被害者の体内の毒物の分析結果が判明しましたが、サンプルの古さから結果が得られませんでした。

そして、穂乃果がワインの量の違いに気付き、再現VTRを撮ることになります。

焦点は、ワインを継ぎ足したのは誰かという点でした。

深山は事件当時、ワインを継ぎ足せたのは村の子供たちだけだと結論づけ、真犯人が圭太と守であることを突き止めます。

南雲はこの事実を知り、無実の罪で苦しんだ者がいることを悔やみます。

佐田は再審請求を行いますが、当時の子供たちを罪に問うことはできず、隠蔽工作に関しても時効が成立してしまいました。

 

 

 

 

 

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