映画「次元大介」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
次元大介
ポーランドの夜道を歩く次元大介は、タバコをくゆらせながら、突如として現れたガンマンとの勝負に応じます。
次元は容易に勝利しますが、愛用の拳銃であるS&W M19、通称コンバット・マグナムの射撃に違和感を覚えます。
問題を解決するために、次元はメキシコのガンスミス、ケリーのもとを訪れますが、ケリーも問題の原因を突き止めることができませんでした。
ケリーは日本の世界的なガンスミスに相談するよう次元に助言します。
アデルの陰謀
次元が日本に到着すると、彼は“泥魚街”として知られる悪名高き地域に足を踏み入れます。
そこで彼は、街を仕切る組織「鯉のぼり」の存在を知ります。
金城という男に警告された後、次元はガンスミスの老女・矢口千春のもとを訪れますが、彼女は引退しており、修理を断ります。
一方、泥魚街を支配するヤクザ組織「紅不二興業」の猪田は、謎の女・アデルとその部下である川島武に会います。
アデルは組織のトップを暗殺し、新たなトップに就いていました。
また、猪田は悠也という男を捕らえ、アデルの陰謀に巻き込まれます。
鯉のぼり
アデルは違法な活動を行っている「鯉のぼり」を利用し、少女を連れ出す計画を立てています。
彼女の野望と計画が、次元とその仲間たちの新たな戦いへとつながることが予感されます。
情報屋の広重から矢口の腕前を再度確認した次元は、矢口のもとを再び訪れました。
そこで、声を失った少女・水沢オトと出会いました。
矢口はオトの持つ時計に興味を示し、その時計がかつて恭子に贈られたものであることを知ります。
恭子は過去に自分の子供をアデルに奪われた過去を持っており、矢口は彼女が危険にさらされていると感じます。
暗殺者の気配
次元にコンバット・マグナムの修理を条件に協力を求め、次元もこれを引き受けることに同意します。
次元はオトと共に恭子の隠れ家へ向かいますが、そこで恭子が殺害されているのを発見します。
暗殺者の気配を感じ、次元はオトを守りながら一時撤退することを決意します
恭子を殺害した川島は次元たちの行方を追うよう手下に命じます。
一方、アデルは裏社会の売人である秋山と接触し、彼女が開発した老化を遅らせるヤクの効果について話し合います。
彼女はこのヤクを通じて政財界や司法に影響力を持とうと目論んでいます。
アデルは次元が事件に関与していることを把握し、行動を起こすよう命じます。
オトが連れ去られてしまった
同時に、泥魚街で風俗嬢として働く瑠璃と交際する川島は、この街を貧困や犯罪から解放するために活動しています。
彼はアデルの手段を問わず、街を救うことを信じています。
矢口は恭子の死を知らされ、オトを守ることを決意しました。
彼女は単身で泥魚街の瑠璃に会い、瑠璃から恭子には子供がいなかったことを知りました。
一方、次元はオトの手帳を調べ、彼女が過去に虐待を受け、母親が父親によって殺され、声を失った経緯を知りました。
次元と矢口は時計店で合流し、オトが「鯉のぼり」によってさらわれたことを知ります。
彼らは街を離れようとしますが、そこに川島が手下を引き連れて襲撃してきます。
次元は戦いますが、睡眠薬を打たれて気を失い、その間にオトは連れ去られてしまいます。
矢口の提案
オトはアデルのもとに連れられ、再び拘束されて血を抜かれることになります。
彼女の体内にはストレスホルモンが高濃度に分泌され、これがヤクの原材料となっていました。
同様に、アデルも過去にホルモンを異常分泌されており、自身の血液もヤクの原料とされていました。
2日後、時計店の隠し部屋で目を覚ました次元は、矢口の提案を聞きますが、警察を信用せず、矢口から銃を借り受け、オトを助けるために泥魚街へと向かいます。
次元は広重から「鯉のぼり」に関する情報を入手し、調達屋の浦沢から多量の弾丸を手に入れました。
同時に、矢口もコンバット・マグナムの修理を始めました。
泥魚街では「鯉のぼり」が次元の襲来に備えて防衛網を張り巡らせ、川島は瑠璃に全てが終わりつつあることを告げました。
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