映画「スパイダーマン3」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
順風満帆な日々
スパイダーマンは街の治安を守り、市民からは欠かせない存在として尊敬されていた。
彼の活躍は報道され、そのたびにピーターは自信を深めていった。
スパイダーマンの任務を効率的にこなすため、ピーターは部屋に警察の無線を傍受する装置を設置し、同時に学業にも専念して成績優秀者となった。
彼の恋人であるMJとの関係も順調で、プロポーズすることを考えていた。
MJも大きな舞台で主演し、その成長に誇りを感じるピーターは、彼女を自慢したくてたまらなかった。
しかし、舞台の観客席からは、父を殺されたことで復讐心を抱くハリーが静かにその様子を見ていた。
脱獄したフリント
舞台が終わり、MJとピーターが幸せそうに夜空を見上げる中、突如黒い物体が落下し、その中から黒いネバネバした物質がピーターのバイクに付着する。
この出来事に気付かぬまま、2人はバイクで帰宅する。
一方、娘に会うために脱獄したフリントは、娘の部屋に忍び込み、彼女への手紙を枕の下に置いて去る。
しかし、妻に家を出ていくよう求められ、絶望感に苛まれる。
かつては強盗として犯罪を犯したが、娘の病気の治療費を稼ぐためであり、妻の非難に耐え切れなくなる。
逃走中に科学実験の場に追い詰められ、実験の影響で砂に変貌する。
しかし、自らの意識を集中させることで人間の姿を取り戻し、娘への約束を果たすために立ち上がる。
ピーターがMJにプロポーズするため叔母の家を訪れた時、叔母から大切な指輪を受け取り、プロポーズにはサプライズが必要だとアドバイスされます。
帰り道、父の遺産であるゴブリンの兵器を用いたハリーが復讐に襲いかかります。
ピーターがスパイダーマンに変身して対抗すると、ハリーはグライダーの事故で負傷します。
ピーターはハリーが記憶を失ったことに一時的な安堵を感じます。
名誉市民賞のパーティー
MJは舞台の不評にショックを受けピーターに助けを求めますが、ピーターは彼女の気持ちに気づかず、事故現場に向かってしまいます。
事故現場ではクラスメイトのグウェンが事故に巻き込まれ、スパイダーマンが彼女を救出します。
その際、警部の父と彼氏のブロックが彼女を見守っていました。
ブロックはスパイダーマンの写真を撮り、それを新聞社に持ち込んで売り込みます。
編集長はブロックの写真を採用し、彼を雇うことを決めます。
名誉市民賞のパーティーでは、グウェンがスパイダーマンをキスし、MJがショックを受けて会場を去ります。
一方、フリントは砂の姿に変化して暴れ、スパイダーマンが対峙しますが、砂の正体不明の敵も現れ、混乱が広がります。
プロポーズ
ピーターはプロポーズの準備を整え、レストランでMJに驚きのプロポーズを計画します。
しかし、MJが公演を降ろされたことを知らず、ピーターの言葉に反応します。
さらに、グウェンが現れ、MJは彼女がスパイダーマンに助けられた女性であることを知ります。
MJはピーターに対して怒りをぶつけ、結局プロポーズの場は台無しになってしまいます。
ピーターはフリントに対する復讐を果たし、水に弱いことを見抜いて水槽タンクを利用して彼を倒します。
しかし、叔母にそのことを報告しても、復讐の選択を叱責され、反省することになります。
その後、ハリーに脅されたMJがピーターとの別れを告げます。
ピーターは彼女に指輪を渡そうとしますが、MJは他の人と付き合うつもりだと言い残して去ってしまいます。
その後、ハリーからMJの真実を知らされ、彼女が自分を愛していないことを理解します。
黒いスパイダーマン
ピーターは黒いスーツを着てハリーと対峙し、激しい戦いを繰り広げます。
しかし、スーツの影響で自制心を失い、ハリーを傷つけてしまいます。
さらに、ハリーの投げた爆弾が誤って自分に爆発し、彼は大きな火傷を負ってしまいます。
ピーターは黒い生物が持つ寄生的な性質に気付きながらも、その影響で攻撃的な性格が増強されてしまいます。
黒いスーツを着用した彼は自信に満ち、女性にモテることに気付き、仕事でも成功を収めるようになります。
しかし、その自信が彼を狂気に導き、MJを含む周囲の人々に危害を加えてしまいます。
教授からの忠告を無視して黒いスーツを身につけたピーターは、自分の力に酔いしれてしまいます。
彼はMJやその他の人々に危害を加え、自分の力の暴走によって周囲の人々を傷つけます。
そして、ブロックやフリントのような悪人たちが彼の周りに集まり、彼の暴走を利用しようとします。
MJはブロックによって連れ去られ、ピーターもそのことを知り助けに向かいます。
しかし、自身の問題に直面していたピーターは、ハリーとの確執や自身の変化に苦しんでいます。
彼は自分の中の闇と向き合い、それを乗り越えるために戦い続けることになります。
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