映画「キングダム」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
決意
信と漂は大将軍になるという夢を抱き、剣の練習に励んでいました。
ある日、大臣の昌文君が漂を身請けしに現れた。
漂は即答せず、その夜、信に「俺は行くぞ」と宣言し、二人はいつかの夢を実現させる約束を交わした。
漂が姿を消したある晩、不審な物音で目を覚ますと、信の目の前には血だらけの漂が倒れていた。
漂は地図を託し、「お前が羽ばたけば俺もそこにいる」と言い残し、息を引き取った。
信は漂の剣を手に取り、夜の闇に身を投じた。
村に到着した信は、漂に瓜二つの少年、嬴政に出会う。
漂の替玉として王に追われる嬴政を知り、信は敵意をむき出しにする。
しかし、成蟜の刺客朱凶が現れ、嬴政は危機に陥る。
信は朱凶を打ち倒し、不思議なフクロウの子供、河了貂の案内で嬴政と共に反乱軍を脱出する。
王嬴政の苦悩
信は漂の意志を継ぎ、嬴政を守ることを決意します。
途中で毒矢を受けた信を嬴政が運び、王宮では成蟜が待ち構えていました。
しかし、王騎将軍が昌文君を討ち取ったという報せが届き、嬴政たちは合流地点で昌文君たちと再会します。
そこで信は、嬴政の過去や母の素性、そして漂が英雄として称えられていたことを知ります。
信は漂への思いを強くし、彼の遺志を継ぐことを決意します。
これは、信と漂の友情や王嬴政の苦悩が交錯する物語の始まりに過ぎません。
カリスマ
嬴政たちは数的に不利な状況にある中、王家とかつて友好関係にあった山の民に協力を仰ぐことに決めました。
山の民を迫害し虐殺した過去があるため、順調にいくとは考えられませんでしたが、嬴政たちには他に頼れるものがありませんでした。
そこで、彼らは山の民に会いに行くことを決意しました。
奥深い山道を進むと、嬴政たちは気味の悪い仮面をつけた山の民たちに捕らえられてしまいました。
嬴政は山の王の前で過去の過ちを謝罪しますが、長老たちは一致団結して彼の首を求めました。
その時、信が「彼は困っているんだ。手を貸してやれよ」と声をかけました。
「死んだ者たちの夢を現実に変えてやれよ」という信の言葉に感動した山の王楊端和は仮面を取り、協力を約束しました。
実は楊端和は若く美しい女性であり、強いカリスマ性で周辺の山の民を率いていたのです。
王座奪還
楊端和との盟約を結んだ嬴政たちは、王座奪還のために咸陽に向かいます。
山の民に化けた嬴政たちは、楊端和とともに王宮に潜入し、成蟜に和睦を申し入れるフリをしました。
その間に、仮面を取った嬴政や楊端和が正面で戦い、信や壁たちは抜け道を使って成蟜のいる内部に侵入します。
処刑人ランカイを倒した信たちは成蟜や竭氏たちのいる玉座の間へと進みました。
その場に立ちはだかったのは、かつての将軍でありながら残忍さゆえに用心棒に成り下がった左慈でした。
実力の差は大きく、信は左慈によって倒れ込んでしまいます。
しかし、漂との約束を諦めるわけにはいかない信は気力を振り絞り、左慈を討ち果たしました。
左慈を失った成蟜はパニックになり、部屋を出て行ってしまいました。
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