映画「ワイルド・スピード EURO MISSION」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

序章

ブラジルの犯罪王レイエスから巨額の大金を手に入れたドミニク・トレットと彼の“ファミリー”は、静かな生活を楽しんでいました。

ドミニクはブラジルに滞在し、警察官エレナ・ネベスと交際していました。

一方、ドミニクの妹であるミアは出産を控え、彼女の夫でありドミニクの友人であるブライアン・オコナーは病院へと急ぎました。

ミアは男の子を出産し、ブライアンは彼をジャックと名付けました。

 

オーウェン・ショウ

同時期、モスクワで軍隊が襲撃され、重要なデータチップが盗まれました。

FBI特別捜査官のルーク・ホブスは、事件の黒幕が国際的犯罪組織のリーダーであるオーウェン・ショウであることを突き止めます。

ホブスはかつての因縁を持つドミニクのもとを訪れ、彼に組織壊滅の協力を要請します。

ホブスはドミニクに、彼の元恋人であるレティがまだ生きていることを示す資料を提示します。

これをきっかけに、ドミニクはホブスの要請を受け入れ、再び行動を開始します。

ドミニクは、真相を探るために過去の犯罪歴を帳消しにしてもらうことを条件にホブスに協力することを決意しました。

彼はブライアンやファミリーの仲間たちをロンドンに呼び寄せ、ホブスとその部下ライリーと共に行動を開始しました。

 

オーウェンの目的

オーウェンの目的は、モスクワで強奪した軍事部品を使って軍の通信網を24時間遮断する特殊装置“ナイトシェード”を完成させることでした。

インターポールがオーウェンのアジトを突き止めますが、オーウェンは事前に動きを察知しており、アジトを爆破して逃走しました。

ドミニクらはオーウェンの後を追いますが、組織の妨害に遭い、彼を逃がしてしまいます。

その中で、ドミニクは1台の車を捕まえます。車から出てきたのはなんと死んだはずのレティでした。

動揺するドミニクに対し、レティは突如として銃を向けて発砲し、その場から姿を消しました。

かつての姿とはまるで別人のように変貌してしまったレティの姿に、かつてドミニクたちが倒した麻薬王ブラガの影を見たブライアンは、ロサンゼルスの刑務所で服役しているブラガから事情を聞くため、囚人になりすまして潜入します。

 

刑務所

ブラガは看守を買収して堂々と刑務所に君臨し、手下たちにブライアンを襲撃させます。

しかし、返り討ちにしたブライアンはブラガからオーウェンに関する情報を聞き出しました。

レティはかつてFBI捜査官だったブライアンに協力していたが、ブラガの組織に潜入した際に用済みとされ、車の事故に巻き込まれて記憶を失っていました。

ブラガの手引きでオーウェンに引き合わされ、手下として利用されていたのです。

一方、ロンドンではドミニクやホブスたちがオーウェンに改造車両を提供したディーラーを突き止めます。

そこにはレティとオーウェンの部下が待ち構え、銃撃戦の末に2名を仕留めますが、レティらは逃走に成功します。

アジトに戻ったレティは、オーウェンの態度に不信感を抱いています。

 

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