映画「マスカレード・ナイト」についてネタバレを含んだあらすじを紹介します。

映画「マスカレード・ホテル」>>

 

序章

ホテル・コルテシア東京は、お客様の満足を第一に考え、日々最高のおもてなしを提供することをモットーに掲げています。

その中で、山岸尚美(演:長澤まさみ)は、常にお客様の声に耳を傾け、優れたコンシェルジュです。

一方、都内のあるマンションでは、トリマーをしていた女性が不可解な死を遂げました。

警察には匿名の手紙が届き、その中には大晦日に開催される「マスカレード・ナイト」に犯人が現れるという脅迫が書かれていました。

この事件に対応することになったのは、捜査一課の刑事、新田浩介(演:木村拓哉)でした。

かつて潜入捜査を行い、事件解決に貢献した経験を持つ新田は、再びホテルに潜入し、事件の解明に取り組みます。

そして、偶然にも山岸と再会することになります。

二人は互いに不仲ながらも、事件解決に向けて協力することを決意します。

 

仮装客

大晦日が訪れ、500人以上の仮装パーティ参加者が集まります。そ

の中には警察の潜入捜査官もいれば、犯人も紛れ込んでいます。

宿泊客の一人、日下部(演:沢村一樹)は山岸に対して無理難題を押し付けますが、新田が名簿を調べると、日下部の名前は偽名であることが判明します。

また、仲根緑(演:麻生久美子)も宿泊客の一人としてチェックインしますが、夫が不在であるにもかかわらず、ケーキを注文します。

調査すると、仲根は夫が病気で亡くなったことを隠し、彼のためにケーキを注文したことが明らかになります。

山岸は喜んでその要求に応じます。警察はパーティ参加者のチケットを徹底的に調査しますが、情報が限られてくると手詰まり感が漂い始めます。

マスカレード・ナイトが近づくにつれ、会場には多くの仮装客が集まります。

 

マスカレード・ナイト

新田は山岸に協力を求め、疑わしい人物を見極めていますが、やがて宿泊客の浦辺が以前の事件の被害者と関係があることを見抜きます。

そして、司会者の合図とともにマスカレード・ナイトがスタートします。

新田は信頼する刑事の一人である能勢(演:小日向文世)と、今回の匿名の密告者としてホテルの近所に住む曽野一家に注目します。

夫の昌明(演:勝村政信)は不倫相手とこのホテルをよく利用していました。

今日は妻の万智子(演:木村佳乃)と息子家族と一緒に宿泊予定でしたが、不倫相手の由里(演:高岡早紀)が突然現れます。

由里と万智子は同級生で、再会を喜びますが、昌明は不安そうです。

 

逮捕

昌明と浦辺が合流する場面を待て、という指令が出されます。

しかし、二人は怪しい動きを見せながらも接触しません。

能勢は曽野家の息子に話を聞き、そこから告発者が昌明ではなく万智子であることが判明し、急いで浦辺と万智子を取り押さえます。

浦辺は確かに事件の被害者と接点があったが、実は犯人に脅されて行動したと語ります。

同時に、万智子は由里が金を巻き上げようとしたことを明かし、涙ながらに訴えます。

 

『森沢光留』

しかし、刑事たちは万智子の演技に違和感を覚え、一喝すると彼女は態度を豹変させ、自白を始めます。

万智子は犯人から、由里を殺害するよう命じられていたことを明かします。

浦辺もまた、同じ犯人の名前を口にします。

それは『森沢光留』だった。

由里が危険だと知った刑事たちは行動を開始しますが、彼女は既に姿を消しています。

同時に、山岸も由里を追っていました。

ロビーでの万智子と由里のやりとりに疑念を抱き、由里を追跡していたが、日下部に妨げられてしまいました。

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