映画「世界の終わりから」ネタバレ

 

 

冒頭シーン

ベッドに病人の老婆が寝ています。

傍らに女子高生と、医師と看護婦。

看護婦が、女子高生に慰みの言葉をかけて、医師と看護婦はいなくなってしまう。

ベッドの遺体とハナが残されました。

両親はしばらく前に交通事故で亡くなっています。

祖母も亡くなり、ハナは一人暮らしになりました。

 

ある日

ハナはその後、普通に高校通っています。

高校には片足が不自由で松葉杖をついている男子の同級生は何かと親身になってくれます。

ハナは、同級生が3人に、毎日いじめられていました。

ある日、政府の特別機関を名乗る男が現れ、見た夢を教えてくれと言いうのです。

その夢が、世界の未来を予言しているのだと・・

 

ハナの見る夢

ハナの見る夢は、白黒で表現されています。

その夢には、ハナと同じ名前の10歳くらいの少女がいました。

そこには野武士のような人たちが出てくるので、何百年も前の日本のようだ。

男が、とある場所にハナを連れて行く。

さびれて半分以上閉店している店が連なったアーケード街の奥に、大きな部屋があり、そこに老婆がいる。

老婆は、世界のすべてや個人個人のすべてが書いてあるという本を持っていました。

ハナは、老婆に催眠術のようなものをかけられると、過去と現在を行き来できるようになりました。

 

ハナが世界の破滅を握っている

ハナは、心の上では世界を救おうと頑張る。

しかし、具体的に何を頑張るのかは、わからない。

が、世界の終わりはその頃既に三日後に迫っていましたが、結局、世界は終わってしまいます。

 

未来

山の一面に火山岩が転がっている場所を、ソラが歩ている。

土の中に埋まっている何かを探知して、掘り出します。

金属の筒が出て来て、中には手紙が入っていました。

それはハナがが未来の誰かに向けて書いた手紙でした。

そこには1人の少女を救ってくださいと書いてあった。

それを読んだソラは、タイムマシンのようなものに乗って、過去に行く。

そこは、ハナが見た夢のモノクロの世界だ。

そこで女は、野武士たちから10歳ぐらいの少女を救う。

主人公の女子高生が夢の中の過去で見ていた少女だ。

少女が救われて、現代のちょっと前の主人公の境遇も変わっている。

両親は交通事故で死んでおらず、家族三人、幸せそうに暮らしている。

ソラが過去を変えたことで、その後の未来が、希望のあるものに変わった。