怪物の木こりのネタバレ

出典:怪物の木こり公式サイト>>

弁護士の二宮彰は冷静なプロフェッショナルとして知られ、クライアントからの高い評価を得ているが、彼は共感力に乏しいサイコパスである。

過去には自分に合わない相手を容赦なく殺してきた。

ある日、仕事を終えて帰宅した二宮は、駐車場で怪物の仮面をかぶった男に斧で襲われる。

奇跡的に脳に致命的な傷は免れ、助けに来た女子大生のおかげで怪物は逃走する。

しかし、二宮は重傷を負い、友人で同じくサイコパスの杉谷の親が経営する病院に入院することとなる。

 

杉谷は二宮の脳に不明な「脳チップ」が埋め込まれており、怪物の襲撃で破損していることを告げる。

二宮は謎の脳チップに戸惑いつつも、怪物への復讐を誓う。

一方で、「脳泥棒」事件が世間を騒がせ、若き女性刑事戸城嵐子も捜査に巻き込まれる。

怪物マスクと「脳泥棒」を結びつけた二宮と杉谷は、独自の捜査を開始する。

杉谷のいとこは拷問を試みるが、息子の名前を呼ぶ姿に心が揺れ、手が緩む。この変化に二宮は戸惑いを覚える。

杉谷は最終的に自ら手を下す。

 

映美と訪れたレンタルビデオ屋での出来事や感情の芽生えに二宮は戸惑いを感じるが、新たにプロファイリングの専門家である栗田が警察に加わり、捜査が進む。

しかし、犠牲者が増え、被害者の頭には脳チップが埋め込まれていることが判明。

二宮と似た性格の者たちが続々と被害者となり、嵐子たちは東間事件の犠牲者との関連性を見出す。

東間はサイコパスを生み出すため、子供たちに脳チップを埋め込んでいたことが明らかになる。

事件の裏には恐るべき実験が隠されていた。

二宮は脳泥棒と東間事件のつながりに気づくと、携帯が鳴りました。

画面には怪物マスクと猿轡をされた映美が映っており、「ここにこい」という要求が伝えられました。

指定された場所に杉谷と共に向かい、犯人と対峙することになる。

そこで判明したのは、脳泥棒こそが東間事件の初の被害者である剣持武士でした。

彼も脳チップの破損により良心の呵責に悩まれ、同じサイコパスな被害者を見つけて殺害していたのだという事実。

 

二宮は剣持との心理戦に勝利し、彼を捕らえる。

椅子に縛られた剣持は、東間事件のデータの在り処を吐露し、他の脳泥棒事件の被害者の殺害も依頼。

最後の言葉で「おやすみ」と頼む剣持に応え、彼を殺害した。映美は無事に救出される。

その後、杉谷から脳チップの交換が可能であることを知るが、二宮は辞退。

再び「人の心」を手に入れた彼は、怪物としての道を歩み続けるのだった。