DUNE デューン 砂の惑星 PART2原作小説との違い
デューン 砂漠の救世主の原作小説は全6作のシリーズとなっています。
- 『デューン砂の惑星』(1965年)
- 『デューン砂漠の救世主』(1969年)
- 『デューン砂丘の子供たち』(1976年)
- 『デューン砂漠の神皇帝』(1981年)
- 『デューン砂漠の異端者』(1984年)
- 『デューン砂丘の大聖堂』(1985年)
著者のフランク・ハーバートが亡くなったあと、息子であるブライアン・ハーバートがシリーズを継続させます。
映画化で先住民フレメンの生活や居住空間、ポールの母ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)が彼らの宗教の儀式に関わるなど、先住民の風習や文化をより深く描写されています。
また、前作で少しだけ登場したハルコンネン家の惑星ジエディ・プライムの別の場所や、原作には名前が登場するだけの、皇帝の都のある惑星カイタンや、皇帝の庭園も登場。
ポールとチャニの関係
チャニは映画ではヒロイン的な役柄。
ポールがアラキス到着前から、夢の中に出てきた少女。
原作小説において、リエト・カインズの娘という設定。
ポールと恋仲になるのは映画と一緒。
男の子を出産する。
ジェシカはポールとの結婚には反対だったが、最終的には二人の仲を認めることになる。
アラキーン宇宙港の戦いの後、ポールはイルーランと結婚を表明し、身を引こうとするチャニ。
しかし、ポールはイルーランとの結婚は形だけだと言い、本当の妃はチャニだと言うところで小説は終わります。
これが原作のポールとチャニの関係。
映画のチャニとポールは、ポールがハルコンネン家から逃れてきたところで出会う。
チャニが砂漠での過ごし方を教えるうちに二人は恋仲になる。
救世主伝説を利用してフレメンからの崇拝を集めるポールに反発し、次第に離れていくチャニ。
ジェシカの「繰り声」に操られて結果的にはポールが「クウィサッツ・ハデラック」として目覚めることに手を貸すが、目覚めたポールには平手打ちを食らわせてその場を立ち去る。
部族集会ではポール崇拝の異常性を訴えるが、ガーニー・ハレックに制止されチャニの言葉は皆に届かなかった。
アラキーン宇宙港の戦い後、皇位のためにプリンセス・イルーランとの結婚を決めたポール。
チャニがサンドワームを呼び出し、どこかに向かう様子で映画は幕を閉じます。
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