めちゃくちゃ久しぶりに更新します!

宝塚にハマる前(ハマってからもちょくちょく)見ていた歌舞伎ですが。誕生日に一人でシネマ歌舞伎のワンピースを見たのを皮きりに、12月頭はシネマ歌舞伎で三人吉三に行き…七之助さんに落ちました…笑。

前々から七之助さん大好きだったんですけどね…。二年前の怪談乳房榎では、獅童さんが七之助さんの胸を手を入れた時、あまりの色気にゾクッてしてしまったんです笑。まだ高1でしたが笑w

そして高3…三人吉三のお嬢の美しさとかっこよさに…うう(T ^ T)落ちました…うう(T ^ T)

ということで今日は久々に歌舞伎座!

十二月大歌舞伎、チケットをだいぶお得にゲットしたので行ってきました。(言い訳から入る)

テンションに任せて書かないと書く気なくなっちゃうのでテンションに任せて書きます。流し読みしてください笑。

家庭科の先生と友達に三部か国立にしろって言われたけどどうしても七之助さんのおえんが見たくて笑🙈二部へ

吹雪峠。登場人物は三人しかいなくて、元ヤクザの直吉とその妻のおえん。直吉の弟分の助蔵。三年前に助蔵はおえんを寝取って、直吉から逃れ、八王子で織元の手代をしている。

ある夜、吹雪にあった助蔵とおえんは必死の思いで山小屋につく。そこにちょうど道に迷った直吉がやってきて、びびった二人は命乞いをするけど、直吉はもうおえんのことは諦めたと。でも弱っている助蔵の介護をするおえんを見ていると、心に残っていた未練でやりきれなくなり、2人に小屋から出て行けという。そこから2人はお互いに罪をなすりつけて命乞い。それを見ていた直吉は突然笑い出して、自ら小屋を出て行く。

というめちゃくちゃ適当な笑、あらすじはこんな感じ。30分?くらいの短い作品。

歌舞伎座の大きな舞台の真ん中に作られまた小や小屋のセットで、終始薄暗い中で進む。

小さな薄暗い小屋が、今はこの三人の世界の全てなんだなぁと。その中で愛情とか憎しみ、恐怖が複雑に交差していてとても面白かった。

七之助さんのおえんは小悪魔。というか悪女?笑。助蔵に、「直吉を忘れられてら困る。あんなの怯えた目が好きだ。」とか言うし、元旦那の目の前で、助蔵に口移しで薬あげるし笑。出て行けと言われて身の危険を感じたら、直吉に「お前のためならなんでもする!」とか言って直吉の手を自分の胸に持ってくるし笑。
 
おえんちゃん悪い子!🙈

松也さんの助蔵はめっちゃダメ男笑。寝取った挙句体壊してるし、ずっとちっちゃく「ひぃーっ」でいいながらおえんにしがみついてるし笑ら殺されそうになったらおえんが色仕掛けしてきたとかいうし笑。でもダメ男めっちゃ似合ってた笑。

香川照之さん演じる直吉は、優しい…(優しくはないな笑)というか不器用というか可哀想というか…。二人の醜いやりとりを見てからの、全てを飲み込んで、直吉の中の峠を越えた笑い声。複雑な心境が丁寧出ていまひた😭

この作品は型がないらしくて、なんだか下北沢の地下の小劇場で演劇を見てるみたいなそんな感じでした。暗くて、もうちょいお色気七さん明るく堪能したいっとも思ったけど、やっぱりあの暗さがベストなんだな。うん。

眉毛ない、ミセスな七之助さんも素敵でした🙈💕

ちょっと吹雪峠だけで疲れたから寺子屋は後で書きます笑。

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