こちらの続きです。


私の言葉に、母が

キョロキョロどうして分かるって言うの?

と言うので

夫が突然帰らぬ人になったことを

この人は忘れてしまったのかな?

と思い


不安だって、◯◯くんは

急に亡くなったから…


と言うと


キョロキョロ◯◯くんは、事故じゃない


と言います。

事故と病気は違う、と言いたい

らしいです。


そこから急に夫のあの日の

行動についての批判が

始まりました。

今まで聞いたことないけれど

ずっと思っていたのでしょう。


不安亡くなった人のこと悪く言わないで。


キョロキョロ悪くは言ってないよ。

ただ、『悲しい』から…。


そこで、

私の中の何かがブチ切れました。


不安悲しい?私はお母さんの

何百倍も悲しいよ。

◯◯君がいなくなって、お母さんの

生活は何か変わったの?

私の人生は180度変わったよ。

でもお母さんの毎日は

何も変わらないよね?

そんな人が、私に『悲しい』なんて

言わないで!


すごい剣幕で母にぶちまけて

しまいました。


母と夫が会うのは年3回

くらいのこと。


夫がいなくなったことで

私が実家へ行く回数は増えたし

夫に気兼ねなく実家の両親と

出かけられるようになりました。

だから、これは言わなかったけど

母にとっては良いことも

あるわけです。


それなのに母が夫の死を

悲しい、悔しいと泣くのを見て

泣きたいのはこっちだよ

と思ってしまいました。


結局母の人生に対する影響はわずか

なのに、夫のこと悪く言わないで

欲しかった。たとえ思ったとしても。


すごい勢いで母を責めたので

今思うと母に申し訳ない

と思います。


ただ、夫婦で今でも一緒に

暮らせる毎日に感謝する

どころか、父への不満ばかり

言う母、

相変わらず変なことに散財する母に

腹が立って仕方なかったのです。

 


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