夫の交通事故の判決言い渡しがされた。

検察の求刑通り懲役3年
ただし5年の執行猶予付き

つまり彼は今日から
自由の身になった
五年間、罪を犯さなければ
三年の実刑もなかったことになる

これが私の夫の命の重さ

飲酒運転だったけど
逮捕されたタイミングで
飲酒量は少ないとみなされ
危険運転致死ではなく
過失運転致死

おそらく過去の判例から
考えると
適当な判決なのだろうと思う

でも日本の法律は
犯人に対して甘すぎやしないだろうか
夫の命を軽く見過ぎじゃないだろうか

私は納得がいかないけど
検察が控訴することはないと思う

次から次へと事件が
起こるから
夫の交通事故にかまっている
暇なんてないんだ

判決の理由の一部に
犯人が深く反省していることと
任意保険で補償される予定であることと
あった

反省すれば人を殺していいのか
お金を払えば人を殺していいのか

つくづくおかしな世の中だなと思う
なのでこの世に未練は全くない