一昨日から昨日にかけて長野県の軽井沢、上田、野尻湖と群馬県の北軽井沢に行って来ました。
仲のいいお友達を二人連れて3人で出かけました。
一昨日は、野尻湖の昔からの親友の経営している宿泊施設に泊まらせて頂きました。
夕食を終えて、皆で歓談している時にその宿を経営している友達が、ホタルを見るかいと聞いてきました。
「えっ?今でも見られるの?」と聞き返しました。
千葉では、もうとっくにホタルの見られる時期を過ぎているからです。
そう言えば、野尻湖の周辺では、今がアジサイの見頃の時期を迎えているのですから、千葉よりも1ヵ月以上、遅れているんですよね。
早速、ホタルを見る為に外へ出てみました。
ホタルは明るいと光を放っているのが見えないので、外灯を消して、近くのホタルが見られる湿地まで歩いて行きました。
昔は田んぼだった所が、もう何十年も前に耕作をされなくなって、今は湿地になっているのです。
真っ暗な農道を、友達が先導してくれて、後をついて行きました。
誰も使わなくなった農道なので草も生い茂っています。
歩くのも大丈夫かなぁと、不安になりながら足元に気をつけて歩いて行きました。
建物の明かりが届かない真っ暗な所に行くと、草むらの中に何やら点滅している明かりがチラホラ飛んでいるのが見えました。
目を凝らして見ると、草陰にとまっているのもいるし、飛び回っているのもいます。
一緒に千葉から来た友達は、ホタルって初めて見ました!と言って感動していました。
足元が真っ暗で見えないので蛇がいたら怖いなあと思って、早めにそこを離れました。
朝早くから出かけて来たので、その日は早めに休もうと各自、自分の部屋に解散して行きました。
私も自分の部屋に行ってから先ほど見たホタルの事を思い出していました。
あれっ!
さっき見たホタルは
白く光っているように見えたよな!って思い出しました。
自分が今まで見てきたホタルは、緑色に光っていたけど、今日見たホタルは白く光っていたなあ!って不思議に思いました。
その時は、不思議に思いながらも、きっとゲンジボタルとヘイケボタルの違いかもしれないなと思って自分なりに解決して眠りにつきました。
朝方、目を冷ましてから、ホタルの事が気になって、調べて見ました。
ゲンジボタルもヘイケボタルも緑色に光るのが解りました。
光を点滅する間隔が短いのと、長いのの違いとか、体の大きさとかの違いが有るそうです。
両方とも緑色ならば、昨夜見た白く光るホタルは、何なんだ?!と思って、ひょっとしたら新種を発見したかも!
どうしよう!とドキドキしました。
じゃあ、もっとインターネットで調べようと思って、調べてみました。
ホタルの仲間は、世界中に約2,000種類もいるそうです。
そのうち、日本には40種類のホタルの仲間が生息しているのが確認されているそうです。
肝心の光っている色については、緑色の他に黄緑色、オレンジ色、黄色等があり、全く発光ない種類のホタルの仲間もいるそうです。
発光する理由は、求愛行動だそうです。
そうなんだ!
で、白く光るホタルの名前は?と調べて見たのですが、白く発光するのは書かれていなかったんです。
でも、たまに見かける人もいるらしくて、白く光るホタルを見かけましたとかヤフーの質問箱に書いている人もいたりして、自分と同じ疑問を持って、何という名前のホタルなんだろう?と知りたがっている人がいるんですよね。
そうしたら、その回答に、白く光るホタルはいません。とか書かれていて、私は、益々、どうしよう!とドキドキしました。
大発見じゃないか!って興奮しました。
でも回答を読んでいると、間近に見ると白く光っているのではなくて、薄く黄色に近い色で発光している筈だと書かれているんですよね。
私は、足元が悪いので、近づいて捕まえて間近に見たりはしていないので、確認はしていないのですが、白く見えたんですよね。
まあ、新種の発見ではないのでしょうね。
だとすると、あの白っぽく光っていたホタルの名前は、ヒメボタルという名前のホタルかもしれません。
自分は、それまでは、蛍ってゲンジボタルとヘイケボタルの2種類しかいないと思っていたので、ヒメボタルというのがいるって知らなかったんです。
そんな事で蛍について、いろんな事を考えていました。
光を点滅させているのは、求愛行動なのかあ!
人間もそんな発光する器官がついていたら良かったのになあと思いました。
口下手な私のような人でも、気にいった女性の前に行くとウルトラマンみたいにピコン!ピコン!と光を点滅させて、アピールできれば、難しく考える必要がなくて良かったのになあ!と想像したりして。
そうだったら、街中でピコピコ光が点滅していて面白いだろうなあと可笑しく思いました。
さて、野尻湖を去る前に友達が所有しているモーターボートに乗せて貰いました。
水深が60メートルもある湖だと聞いたので、船に乗るのは怖いなあと思って、あまり気乗りしなかったのですが、友達が救命胴衣も有るから大丈夫だよ!と言うので思いきって乗せて貰いました。
結果は、とても楽しかったです。
とても良かったですよ(^^)d
天気も良かったし、景色も良くて、普段は陸から湖を見ていたのに、湖の中から陸上の景色も見られて、とても満足しました。
時折、スピードを上げた時にボートから立つ波しぶきが風と共に頬に当たり、心地よい爽快感が有りました。
乗ってみなければ解らなかった世界でした。
とても楽しかったです。