- オーラソーマ ボトル 87番 愛の叡智 (ペールコーラル/ペールコーラル) イクイリブリアム.../AURASOMA
- B87 愛の叡智
- 上層 ペールコーラル 下層 ペールコーラル
- コーラルとはサンゴのこと、繊細で傷付きやすい、きれいな海でしか生きていけない
- 目ざめのエネルギー、愛の知恵、自立と相互依存、協調=ネットワーキング
その後ホテルに戻り就寝。
翌日の昼間の飛行機で、東京へ帰って来ました。
旅行の後の大量の洗濯物、後片付け、普段の家事をこなして帰宅後2日間放置していた自分のキャリーケースの中の貝殻を入れておいたコンビニ袋を取出し、貝殻についた砂を洗おうと床の上に置きました。
すると、「カサッ」と小さくコンビニ袋が動いたのです。
「ええっ、もしや、、、」
袋を開けると、そこにはヤドカリさんが「こんにちはー」と居たのです
この中のですね、
「ごめんよ~、中に居たんだ~」
私、ヤドカリさんをお持ち帰りしてしまいました。
子供は、「水槽で飼おう」と大喜び
主人は、呆れ顔で「水族館の干潟コーナーに入れてきちゃえば」とか言われ。
でも沖縄のヤドカリがこんな環境で長生きできるはずもありません。
とりあえず浄水と塩で偽海水を作り、エサは煮干しを細かくしてあげました。
夜9時位だったので、明日行動しようとその日はそのまま寝たのでした
翌日近場の水族館や海水魚屋に電話をしても、なかなか引き取ってはもらえず。
ならば、三浦海岸?江の島?葛西臨海公園?辺りで放そうと思いました。
それで葛西臨海水族館のお姉さんに事情を話して「沖縄のヤドカリを江戸川区の海に放して無事に生きていけるかどうか」を聞くと(バカ)
「そういうことは、絶対に止めてください生態系を壊します
」と怒られ(当たり前ですよね)
ヤドカリを拾った沖縄県南城市役所に事情を話すと、「いいですよ、その代わり生き物の輸送なので責任を持ってくださいね。」とのこと。 いい人でした。
そして、クロネコヤマトに電話をすると専門の業者を紹介すると言われ、
生体専門業者に電話をすると、「基本的には犬猫なんですが、、、ヤドカリですか、、、」
「大体5~6万円かかります。」と言われ一瞬目眩が、、、。
(今回の沖縄旅行3泊4日で1人3万5000円の超絶価格)
途方に暮れながらネット検索していると「ヤドカリパーク」という沖縄のオオヤドカリ専門のショップを発見。
(何というマニアックな)
藁をもつかむように電話をかけ、事情を説明すると「そういうことなら、うちが沖縄に返す分と一緒に送ってあげますよ!」とのお言葉 神降臨
早速ヤドカリパークの人に言われたとおり、お惣菜パックに新聞紙をちぎって乾燥しないように湿ったスポンジを入れヤドカリ入りの箱を日本郵便へ持って行きました。
宛先「ヤドカリパーク」、品名「ワレモノ」が不審に思われたのでしょうか。
「中身は何ですか?」と問われ「貝....殻です....」と言うと(ウソつくの苦手)、「あぁ、装飾品ですね~。」と受け取ってもらえました。
翌日ヤドカリパークの人から無事到着したとの連絡をもらい
「ずいぶん(貝の大きさにしては、個体が)小さいね」と言われ
「そうなんです~、だからてっきり居ないと思っちゃったんです!」とやり取りして、ヤドカリ帰国の手筈を完了したのでした。
人間も生き物も、生まれ故郷の水が一番です。
あのヤドカリも沖縄の海に帰って、仲間と一緒に長生きしてくれることを祈っています。