エヴァンゲリオンではマリが好きです。
でも現実世界で語尾に「ニャッ」とか付ける子が居たらイラっと来て「眼球デコピンの刑」に処したいと思います。
フーリンです。
青森市内の喫茶店でコーヒーブレイク中。
今日は14時にクライアントと合流だから昼まで寝てても良かったのに最近やたらと早く目が覚める。
これって老化???
この前ラジオ聞いてたんですけど(結構なラジオリスナーです)ゲストにペンギンの研究をしてる人が出てまして。
タダの「ずんぐりむっくりな鳥類」だと思ってたんだけど、アイツら意外と凄い生き物なのね~。
ファーストびっくりは日本が世界でも有数の「ペンギン大国」だと言うこと。
水族館でも動物園でもペンギンって居るイメージだけど、日本で飼育されてるペンギンの総数がおよそ3600羽。
この3600羽って、欧州の全ての国で飼育されてる数よりも多いそうです。
で、この3600羽の内2400羽が「フンボルトペンギン」という種類。
フンボルトさんはペルーとかその辺りに住んでて、気候が似てる日本での飼育に適してるらしいんだけど、野生のフンボルトさんは年々数が減っていて絶滅危惧種の一歩手前。
50年以内にフンボルトさんは絶滅する可能性があるという説があるそうです。
ワシントン条約で守られてるから、扱いとしては白黒熊猫一緒ですね。
で、日本のフンボルトさんは今後貴重になってくるってんで、全国の動物園・水族館では「戸籍謄本」的なものを作って近親交配による弱体化などを防止するためにかなり神経使って飼育してるそうです。
水槽内で自由気ままに生きてる様に見えて実際は結構厳しい管理体制なんですなぁ
で、野生のペンギンに関してはもっとビックリ。
実は「謎が多い」そうです。
色んな機関が研究してるそうですが、生態、特に水中での生態にはまだまだ謎が多いらしいですね。
アイツら泳ぐと恐ろしく早い上にエンペラーペンギンなんか18分間、水深600メートル近くまで潜るもんだから中々調査が難しいんだとか・・・
アデリーペンギンに至っては体長5~60センチなのに水中での水の抵抗が10円玉程度しかない。
10円玉程度の抵抗ってのは魚類や海獣類を含めた中でもトップなんだとか。
アデリーさんは水抵抗のやりくり上手なんですね~
ちなみに、何故5~60センチの体長で10円玉程度しか水の抵抗を受けないのかはまだ謎なんだそうです。
最新の研究だとアイツら、水に潜る前に「何メートルの深さまで、何分間潜るか」を決めて、それに合わせて息を吸ってるとの研究まで出てるんだとか。
コイツら泳ぐことに関してはそこら辺の水泳選手よりも頭良いんじゃね???
頭良いどころか、体内環境からして我々ヒューマンとは違うそうです。
人間が水中で急潜行・急浮上を行うと「潜水病」とやらにかかるんですね。
血液中の窒素が気化して体内に回っちゃう病気で最悪しに至るこの病気。
ペンギンはどんなに急潜行・急浮上をしてもこの潜水病にはならないそうです。
ただ、なぜ潜水病にならないのかも謎。
たまにCMやらなんやらで水面から陸地にばい~んって飛び出す映像とかあるけどアレにも秘密がありまして。
陸に上がる前に一気に深く潜ってそこから浮力を利用しつつ急浮上して飛び出す仕組みらしいんですが、水中でのスピードがとんでもないもんだから最大で海面から5~6メートル飛び上がるんだそうです。
浮力を借りてるとはいえ、そこら辺の電柱並みの高さまで飛び上がれるって恐ろしい事よね・・・
ラジオだともう少し詳しい事言ってたんだけど流石に覚えきれんかったwww
ザックリまとめると
・フンボルトさんは結構VIP待遇。
・アデリーさんは水抵抗のやりくり上手。
・見た目はトロそうなのに実際はハイスペック。
ラジオ聞いててあまりにも目からウロコだったので走り書きでブログ書いた次第です(=゚ω゚)
知的探求ってオモロイよね(=゚ω゚)ノ