午後、インド、コルカタの安宿に着きました。
着くとインド人スタッフや数名の日本人が釘付けになってBBCニュースをテレビで見ていました・・・。
画面上、右上のテロップを見ると「日本で史上最悪の地震発生。M9。死者数不明」と・・・。
(えっ・・・)
画面には津波が田畑を覆い尽くす映像がしきりに流れていました。
でもそれ以外の情報が何もありません。
場所は東北だという・・・。
死者数不明、田畑だけ津波でやられ、人命には異常はなかったんだろうと震災当日、あまり現実味を感じていませんでした。
が、しかし・・・。
翌日から入ってくるニュースに愕然としました。
どこぞこで遺体が200体ほど確認。
どこぞこで遺体○○体確認。
福島第一原子力発電所の爆発の危険性あり・・・。
その知らせを聞くたびに愕然としました・・・。
九州で育った僕にとって、東北には身内の人は一人もいませんでした。
でも海外でこのニュースを見た僕にとって、この震災は「東北」のことというよりも「日本」のことのように感じて、もう他人事ではありませんでした。
すぐに帰って行こうと思いました。
家族や知り合いにメールをして現状を確認しましたが、口をそろえて「まだ来るな」という返答が返ってきました。
今は自衛隊や専門家が入っているからもう少し待ちなさいと。
団体行動の方がいいからNPOなど募集があってからでも遅くないと。
今思えばこの忠告はナンセンスでした。
でも情報が不確かなインドの田舎町にいた僕にとって、日本からの情報に頼らざる他ありませんでした。
(とりあえず1ヶ月、ここでボランティアをしよう。そして一ヶ月後に日本に帰国し、東北に向かおう・・・。)
