FULLFULLのPortraiter(ポートレイター)ブログ


Web Site 「Portraiter」 PhotoGallerryより

2009/01/17 ~ Suzu (III) ~ [22pics]

(↑クリックするとギャラリーが開きます)


今回のギャラリー更新は、私のHPでは3回目の登場となる涼さんです。

まずは上のリンクからギャラリーの写真を一通りご覧ください。m(_ _ )m


現在涼さんは、デザインの勉強のためアメリカ・サンフランシスコに留学されていますが、年末~お正月にかけて日本に帰ってきていたそうで、留学の合間を縫っての撮影会となりました。

翌日には再びアメリカに発つとのこと・・・。いやはやお疲れ様です。


それでは最初のお題は、Adobe Lightroomによる「明瞭度」の効果の話。

明瞭度なんて効き慣れない言葉ですが、以下の2枚の写真を見比べてみてください。


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各写真をクリックして、大きく表示するすると分かりやすいと思いますが、

上の写真はクッキリですが、下の写真は紗がかかったようにフワッとしています。

ギャラリーで使っているのは、下のフワッとした感じの方にしています。


Lightroomの明瞭度による効果は、明瞭度を下げる使い方が面白い。

ピントの芯は残っているけども、肌などはなめらかに見え、モデルさんも喜びそう。(* ̄Oノ ̄*)

ただ全部フワッとさせてもつまらないので、写真のイメージに合わせて使います。


それでは次のお題は、スタジオでのライティング全般のお話・・・


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こっちの写真の涼さんは、さっきと打って変わってちょっと怖いですね・・・(゚_゚i)

なんて言ったら怒られそうですが、こういう雰囲気の違った写真も20枚程度のアルバムの途中に入れることで、流れに変化を付けられる・・・と考えています。


で、なぜ写真の雰囲気が大きく違うのかと言えば、ライティングが違うから。

スタジオZENでのスタジオ撮影会では、写真用の大型ストロボを使いますが、ライトの位置を変更すれば、好きなように光の当たり方を変化させられます。


太陽の光は変えられないけど、ストロボなら光の角度・方向、そして光の質を変えられる。

それがスタジオ撮影での大きな面白みの一つだと思います。


ちなみに補足で、光の質とは例えば次のような違いのこと。

「硬い光」・・・雲ひとつない晴天晴れの、太陽から直接降り注ぐような光

「柔らかい光」・・・曇りがちくもりの天気の時の、光が回り込んで影がほとんどできないような光


すいません、だいぶ文章が長くなりました・・・。最後は雑談で・・・


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この時の涼さんの衣装は、モノトーンでまとまっているので、何かを入れて変化を付けたい!

そこで背景に赤い布が登場!(一つ前の写真で涼さんが座ってるのと同じ布です)


ちなみにこのアイデアは、他の人の撮影を待っている間に私がヒラメキました。(-_☆) 背景紙はそのままで、手前に置いた”ついたて”に布を引っ掛けてるだけです。(だから幅が狭い・・・)


スタジオってずっと同じところで撮っているわけで、そのままでは変化が少なくてすぐに飽きてしまう・・・。だからそこにあるものを最大限利用して、色々とアイデアを出していくのも面白いんですよね~!


それでは今回はこの辺で・・・。長文お付き合いありがとうございました。