泣きたいのは誰? | 日々是…

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いわゆる私の独り言的な

「ランチどうします?」と沙久良さんが問いかけたのですが
なんかこの日はジョゼキッチンとしか出てこず
 
「朝からジョゼキッチンが浮かんでるんですけど」
「じゃ、ジョゼキッチンに行きましょう。じゃみっちゃんとこはなしですね」
 
「え?そんなに遠かったでしたっけ?前のイズクエの時すぐ着いたイメージだったんですけど」
「遠いですよ。多分記憶が飛んでる部分があるんじゃないんですか?」
 
記憶が?
 
それは認知?それとも大事な話をしたのをわざと忘れてるとか
そういうこと?
 
そんなことを思いながらジョゼキッチン
 
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お客さんいっぱいで時間がかかります という勢い。
しばらく待って2階に案内されました。
 
2階にあがるときに「あのーオムライスまだ?」って言ってるお客さんいたし。
これは待つねー。
 
そして何か全くしゃべる事ができなくなる。
というよりしゃべりたくない。
 
お三方が話してる話は聴こえてるけど
なんとなくだけ聞いてる状態。
 
みんながあれが食べたい、これが食べたいというなか
たべたいものがわからない。
 
「…何食べたいか、わかんない」
肌色さん「パスタにする?」
「なんか…パスタ嫌。あんまり食べれない」
「じゃ、オムライスにしたら?」
 
「じゃ、それ」
 
別にわがままが言いたいとかだだをこねてるとかじゃないのだけど
なんだかもやもやして欲求も生まれず、欲求がないことがさらに自分にもやもやする。
そういうことが時々ある。
話したくなくて笑いたくなくて相づちも打ちたくない。
 
サラダがきて
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食べた後
豆腐の唐揚げ(だっけ?)を皆さんは頼んでいたのでそれを食べる様を見てる、というよりみんなが食べてるその場にただいる感じ。
 
 なんと言えばいいのかな。
ある意味無の状態に近い。人形になったような。
いつも心があるところに心がない。

オムライスがきたけど、写真を撮る気持ちなれない。
一口食べて

『なんで泣きたいのかがわからない』
とポツリと言った。

「泣いてていいよ。」


暫く泣きながら食べて
なんとなく止まった。
ていうか何かが我慢したような感じ。

オムライスを半分近く残して

デザートのアイスがきたけども、2口位食べて食べる気がなくなった。
ていうか苦しい。

沙久良さん、というか珠子さんが
「食べれない?」
うなずくと
「じゃあ食べる!」
と食べてもらいました。
 
 誰が泣きたいのか
何で泣きたいのかさっぱりわからないまま次へ移動。