不運★田舎に泊まろうin新潟④
不運★田舎に泊まろうin新潟④
(【Part.3】の続き)
向かうとそこには2人の男が立っていた…
【Part.4】
どちらもいたって日焼けもしていない、どちらかと言えば色白の男性…
そう、例の
店員は姿を見せなかったのだ。
嫌な役を
色白店員に押し付けたのか、
違う人間をよこすマニュアルになっているのか…
店員:
「いや~今回はご迷惑お掛けしました
」
「こちらの車になります
」

エスティマにグレードア~~ップ
まぁ~みんな無事やし、もう話は済んでるし、
これ以上ヤイノヤイノ言っても仕方がない。
そそくさと荷物を移動させた
店員の方も、
「ではお帰りの際は、満タン返しでお願いしま~す
」
とキッチリ捨て台詞を残し、さっさと帰ってった
オレ:
「やっぱデカい車はエエやんけ~
…痛てててっ
」
そして新潟娘の実家に到着
2mほどの雪壁にすっぽり覆われた日本家屋
おのずとテンションが上がる
調子に乗って「お邪魔します。」のかわりに
オレ:
「たっだいまぁー
」
と玄関で挨拶した。
リアクションなし…
家には誰もいなかった。
(もちろん鍵などかけないのが新潟スタイル)
男2名:
「ほんと、デリカシーないよね~
」
と、これまたデリカシーのない野郎二人に煙たがられ、家に入った。
大きなコタツと石油ストーブに身も心もホッコリする
気づけば
コタツの上にあったチョコパイに手を伸ばしていた…。
男2名:
「ほんと、デリカシーないよね~
」
1時間ほどして
お父さん、
お母さんと叔母(お母さんの妹)さんの3人が帰ってきた。
見るからに暖かそうな人々
ソソウの無いよう挨拶しようとすると、
すぐさまお父さんが
お父さん:
「よし
んじゃ皆で風呂行こう
」
と言い出した。
オレらがキョトンとする中
お母さんも当たり前のように「うん、うん
」という表情でうながしている。
そして、その3人は腰を下ろすこともなく、
オレらをひき連れ、
近くの日帰り温泉へと車2台で向かうことに
道中、オレらの車内では…
オレ:
「おいおい。まだ挨拶もロクに出来てへんのに、コレってお前らんトコじゃ普通なん
」
娘:
「普通ってわけじゃないけど…」
オレ:
「腹割って裸になって語り合おう
とか言うけど、これホンマの
裸や~んなwww痛っ」
みんな:
「wwwwwww(笑)」
娘:
「多分スノボ行って、汗もかいて疲れたやろうから、まず大きいお風呂で気持ちよくなって。ってことじゃない。」
みんな:
「なるほど。そういうことか~
」
ものの5分程度で
温泉到着
(近!)
納得はしたものの、
娘の
男親と、どこの馬の骨ともわからぬ他人の男…
お互い全く知らない状態での風呂は相当ムズイっ…
せっかくの
天然温泉にも関わらず
口数の少ないまま服を脱ぎ、微妙~な距離を保ったまま入浴…まるでお通夜(チーーーン)
すると壁の向こうから
「きゃははは~
スゴーイ
超~気持ちいい
」
「
アタシら何か、一人で入りに来ることもあるから~」
「ホントお母さん肌、超~ツルツル~
」
と
キャピキャピ声がこだまする。
こういう時の女はホント強い。
羨ましそう~に聞き耳を立てていると…
ゲレンデでスネていたベタベタ大嫌い男Mが先人を切った。
M:
「こんなに近くに温泉があっていいですね。
お父さんはよく来られるんですか
」
「今日はお仕事ですか
」
「元々こちらのご出身ですか
」
などと立て続けに質問をぶつけ始めたのだ。
何を隠そうMはメンバー1のお調子者で、ひょうきん者、
ワガママで、おしゃべりなのは全員が認める存在
だが
健闘むなしくお世辞にも弾むほどのキャッチボールは得られなかった…(チーーーーン
)
そして家に戻るまでずっと、
ウップンの溜まったMから「コミュニケーション不足だ
」と
オレと
Yへのダメだしをされる羽目になったのである。
そして夕食
今まで友達の家に泊まって、これほどのもてなし料理が出たことはない
っというほど
数々のご馳走が大きな机の上に隙間なく埋め尽くされた
1品ごとに机に置かれる度、
「ウォ===めっちゃ旨そうやん
」
「ヤバイ
興奮してキタァァァァ
」
と湧き上がる”
オレ”の歓声が上がる。
お通夜の温泉がウソのように、いやおう無く上がる皆の笑い声
乾杯

酒を一気に流し込み、ペコペコの腹を開放
そこにはマスなどの焼き魚や刺身、唐揚げなどミックスフライから
ポテトサラダを含むサラダ、そして大量の名物・雪国まいたけ
雪国まいたけは、
お母さんが工場でパートしているので、もらえるのだと言うではないか
さらに地元特産
銘酒・八海山の姿も見えるっ
そしてひと際
オレの目を引いたのが、
小鉢に入った白くてプルプルしたモノ。
白子だ
オレ:
「こっ…コレって、もしかして、しっ…白子け
」
「『ニセ★関西人』とよばれて…」を読んだ人はご承知の通り
お世辞にも裕福といえる家庭では育っていない
オレ。
”白子”なるものは
テレビでしか見たことがなく、
食べたことなんて勿論ない…
白子の入った小鉢をコップのように、箸を使わず口いっぱいに放り込んだ
口の中で広がる”とろふわ”の食感&ザ・肝と言わんばかりのクセのある香りに
完全にハートをブチ抜かれた
オレ:
「何コレ!?ウンメェ~~
」
と歓喜の雄叫びをあげた。
すると、
女子A:
「ウソ?じゃあアタシのも食べていいよ。」
女子B:
「あ~、アタシのも食べて。」
M:
「オレのもあげる。」
と、”
滑れない組”が、
元々あまり好きじゃないと
オレの前に白子を差し出した
遠慮などミジンもせず、
ベルトコンベア式に計4杯を一気に流し込んだ
オレ:
「また好物が1個増えたわ
」
と上機嫌。
そしてもう一人
お父さん:
「まぁ~こんなに人が家に遊びに来てくれたのは始めてだ~
」
「東京で、娘がこんなにたくさん人に囲まれてることがわかってホント嬉しい
」
温泉で口数が少なかったのが嘘のように大きな声で
お父さんが、銘酒・八海山を小脇に抱え、真っ赤な顔でみんなに向かって話している。
「もう、それさっき聞いた
」と母子に叱られるほど、
何度も連呼して完全にヘベレケなっていた
それからというもの、
お父さんの若い頃は自分で板を切って、靴にくくり付けて
スキーをしていた話や、
冬場に東京の工事現場へ出稼ぎに行った話、
そして娘が苦笑いする程度の
下ネタを話してくれた。
最終的に娘の成人式に写真館で撮った写真まで持ち出すほど、
その上機嫌っぷりは、場の空気を大いに和ませた
絵に描いたようなシャイで不器用な男なのだ
オレらもすっかり打ち解け、腹も動けないほどパンパンで、
しこたま八海山を飲み、スノボの疲れもあって、一気に眠気が襲った
それに気づいた
お母さんが
隣の部屋に
オレら人数分の布団を敷いてくれた。
(実は今回
オレらが来ることを聞いて、わざわざ人数分の布団を買ったのだ。と、帰ってきてから娘に聞かされた。
その親切に、ちょっと思わず泣いてまいそうになった…)
そして、甘えるように全員布団に潜り込んだ
Yと娘を残して。
Yは九州男児であり、メンバーの中でも一番酒が強く、見た目のさわやかっぷりで初対面の第一印象が常に良い
それ故、特に
お母さん・叔母さんにとてつもなく気に入られていた
そーっと閉められるふすまの向こう側には、
真ん中に
Yと新潟娘、
それを挟むように両親・叔母
そして酌み交わされる日本酒…
さながら
婿入りしたかような幸せな光景が
眠気で閉じそうになる
オレの目に映る。
そのまま深い眠りについた
翌日、とんでもない災難に見舞われるとも知らずに…
【Part.5】へつづく
Tsuyo-porn
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(【Part.3】の続き)
向かうとそこには2人の男が立っていた…
【Part.4】
どちらもいたって日焼けもしていない、どちらかと言えば色白の男性…

そう、例の
店員は姿を見せなかったのだ。嫌な役を
色白店員に押し付けたのか、違う人間をよこすマニュアルになっているのか…
店員:「いや~今回はご迷惑お掛けしました

」「こちらの車になります
」
エスティマにグレードア~~ップ

まぁ~みんな無事やし、もう話は済んでるし、
これ以上ヤイノヤイノ言っても仕方がない。
そそくさと荷物を移動させた

店員の方も、「ではお帰りの際は、満タン返しでお願いしま~す
」とキッチリ捨て台詞を残し、さっさと帰ってった

オレ:「やっぱデカい車はエエやんけ~
…痛てててっ
」そして新潟娘の実家に到着

2mほどの雪壁にすっぽり覆われた日本家屋おのずとテンションが上がる

調子に乗って「お邪魔します。」のかわりに
オレ:「たっだいまぁー
」と玄関で挨拶した。
リアクションなし…

家には誰もいなかった。
(もちろん鍵などかけないのが新潟スタイル)
男2名:
「ほんと、デリカシーないよね~
」と、これまたデリカシーのない野郎二人に煙たがられ、家に入った。
大きなコタツと石油ストーブに身も心もホッコリする

気づけば
コタツの上にあったチョコパイに手を伸ばしていた…。男2名:
「ほんと、デリカシーないよね~
」1時間ほどして
お父さん、
お母さんと叔母(お母さんの妹)さんの3人が帰ってきた。見るからに暖かそうな人々

ソソウの無いよう挨拶しようとすると、
すぐさまお父さんが
お父さん:「よし
んじゃ皆で風呂行こう
」と言い出した。
オレらがキョトンとする中
お母さんも当たり前のように「うん、うん
」という表情でうながしている。そして、その3人は腰を下ろすこともなく、
オレらをひき連れ、近くの日帰り温泉へと車2台で向かうことに

道中、オレらの車内では…
オレ:「おいおい。まだ挨拶もロクに出来てへんのに、コレってお前らんトコじゃ普通なん
」娘:
「普通ってわけじゃないけど…」
オレ:「腹割って裸になって語り合おう
とか言うけど、これホンマの
裸や~んなwww痛っ」みんな:
「wwwwwww(笑)」
娘:
「多分スノボ行って、汗もかいて疲れたやろうから、まず大きいお風呂で気持ちよくなって。ってことじゃない。」
みんな:
「なるほど。そういうことか~
」ものの5分程度で
温泉到着
(近!)納得はしたものの、
娘の
男親と、どこの馬の骨ともわからぬ他人の男…お互い全く知らない状態での風呂は相当ムズイっ…
せっかくの
天然温泉にも関わらず口数の少ないまま服を脱ぎ、微妙~な距離を保ったまま入浴…まるでお通夜(チーーーン)

すると壁の向こうから
「きゃははは~
スゴーイ
超~気持ちいい
」「
アタシら何か、一人で入りに来ることもあるから~」「ホントお母さん肌、超~ツルツル~
」と
キャピキャピ声がこだまする。こういう時の女はホント強い。
羨ましそう~に聞き耳を立てていると…

ゲレンデでスネていたベタベタ大嫌い男Mが先人を切った。
M:「こんなに近くに温泉があっていいですね。
お父さんはよく来られるんですか
」「今日はお仕事ですか
」「元々こちらのご出身ですか
」などと立て続けに質問をぶつけ始めたのだ。
何を隠そうMはメンバー1のお調子者で、ひょうきん者、
ワガママで、おしゃべりなのは全員が認める存在

だが
健闘むなしくお世辞にも弾むほどのキャッチボールは得られなかった…(チーーーーン
)そして家に戻るまでずっと、
ウップンの溜まったMから「コミュニケーション不足だ
」と
オレと
Yへのダメだしをされる羽目になったのである。そして夕食

今まで友達の家に泊まって、これほどのもてなし料理が出たことはない
っというほど数々のご馳走が大きな机の上に隙間なく埋め尽くされた

1品ごとに机に置かれる度、
「ウォ===めっちゃ旨そうやん
」「ヤバイ
興奮してキタァァァァ
」と湧き上がる”
オレ”の歓声が上がる。お通夜の温泉がウソのように、いやおう無く上がる皆の笑い声

乾杯


酒を一気に流し込み、ペコペコの腹を開放

そこにはマスなどの焼き魚や刺身、唐揚げなどミックスフライから
ポテトサラダを含むサラダ、そして大量の名物・雪国まいたけ
雪国まいたけは、
お母さんが工場でパートしているので、もらえるのだと言うではないか
さらに地元特産
銘酒・八海山の姿も見えるっ
そしてひと際
オレの目を引いたのが、小鉢に入った白くてプルプルしたモノ。
白子だ

オレ:「こっ…コレって、もしかして、しっ…白子け
」「『ニセ★関西人』とよばれて…」を読んだ人はご承知の通り
お世辞にも裕福といえる家庭では育っていない
オレ。”白子”なるものは
テレビでしか見たことがなく、食べたことなんて勿論ない…

白子の入った小鉢をコップのように、箸を使わず口いっぱいに放り込んだ

口の中で広がる”とろふわ”の食感&ザ・肝と言わんばかりのクセのある香りに
完全にハートをブチ抜かれた

オレ:「何コレ!?ウンメェ~~

」と歓喜の雄叫びをあげた。
すると、
女子A:
「ウソ?じゃあアタシのも食べていいよ。」
女子B:
「あ~、アタシのも食べて。」
M:
「オレのもあげる。」
と、”
滑れない組”が、元々あまり好きじゃないと
オレの前に白子を差し出した
遠慮などミジンもせず、
ベルトコンベア式に計4杯を一気に流し込んだ

オレ:「また好物が1個増えたわ
」と上機嫌。
そしてもう一人
お父さん:「まぁ~こんなに人が家に遊びに来てくれたのは始めてだ~
」「東京で、娘がこんなにたくさん人に囲まれてることがわかってホント嬉しい
」温泉で口数が少なかったのが嘘のように大きな声で
お父さんが、銘酒・八海山を小脇に抱え、真っ赤な顔でみんなに向かって話している。「もう、それさっき聞いた
」と母子に叱られるほど、何度も連呼して完全にヘベレケなっていた

それからというもの、
お父さんの若い頃は自分で板を切って、靴にくくり付けて
スキーをしていた話や、
冬場に東京の工事現場へ出稼ぎに行った話、そして娘が苦笑いする程度の
下ネタを話してくれた。最終的に娘の成人式に写真館で撮った写真まで持ち出すほど、
その上機嫌っぷりは、場の空気を大いに和ませた

絵に描いたようなシャイで不器用な男なのだ

オレらもすっかり打ち解け、腹も動けないほどパンパンで、しこたま八海山を飲み、スノボの疲れもあって、一気に眠気が襲った

それに気づいた
お母さんが隣の部屋に
オレら人数分の布団を敷いてくれた。(実は今回
オレらが来ることを聞いて、わざわざ人数分の布団を買ったのだ。と、帰ってきてから娘に聞かされた。その親切に、ちょっと思わず泣いてまいそうになった…)
そして、甘えるように全員布団に潜り込んだ

Yと娘を残して。
Yは九州男児であり、メンバーの中でも一番酒が強く、見た目のさわやかっぷりで初対面の第一印象が常に良い
それ故、特に
お母さん・叔母さんにとてつもなく気に入られていた
そーっと閉められるふすまの向こう側には、
真ん中に
Yと新潟娘、それを挟むように両親・叔母
そして酌み交わされる日本酒…

さながら
婿入りしたかような幸せな光景が眠気で閉じそうになる
オレの目に映る。そのまま深い眠りについた

翌日、とんでもない災難に見舞われるとも知らずに…
【Part.5】へつづく
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