AIの進化が急速に進むにつれ、AIを仕事に導入する企業も増えてきました。
しかしながら、製造業の現場への普及は、まだまだ進んでいないというのが実感です。
AI化は、今後大いに導入して、労務工数を削減するキッカケにして欲しいとは思いますが、多くの企業が、AI化どころか可視化(視える化)すら出来ていないのが現状です。
ですので、まずは可視化からやるべきだと思っています。
では、可視化とは、どのような事をすれば良いのでしょうか?
現場では、様々なデータを取得することができます。
しかしながら、それが手書きの数字だったり、また、数字の羅列では使い物になりません。
そういったデータが、自動的に取得でき、リアルタイムに集計、グラフ化できれば、「今、何をすれば良いか?」がわかり、行動に移すことが出来るのです。
例えば、このような事例を視える化することが出来ると思います。
・生産の遅れ、進み具合(計画と実績の差をリアルタイム表示)
・停止した工程の場所、停滞気味工程の表示(トヨタでいうアンドン)
・傾向管理をしている数値の表示(規格外れ前にアラート)
・残業時間の部署別表示(偏りの視える化)
・工程内在庫の適正率グラフ化
・部署別年休取得状況グラフ化
こういった、集計作業を瞬時で行い、リアルタイム表示をさせることで、行動が早まるのです。
「今、何をすべきか?」をどんどん表示させるべきなのです。
AIを使うまでもなく出来ます。
そして可視化は、現場と事務所の両方で表示をさせてください。
スタッフも現場も、全員ですべき事への対処をやらせてください。
「問題をその場で摘み取る」
その習慣が、全体の工数削減に繋がるのです。
こういった可視化は、家庭でも使えます。
例えば、お金を何に遣ったかをグラフにします。
食費、学費、光熱費、レジャー、外食、小遣い、美容・健康などなど。
グラフ化して分析してみると、今後の対策が浮かんでくるものです。
銀行によっては、大まかなグラフを作成するアプリを提供していますね。
可視化にしても、AI化にしても、何をしたいのかというと、行動を促したいのです。
「知っていたら、未然に防げたのに」と思うことがあるのであれば、それを可視化すべきなのです。
OA化、IT化、AI化と、昭和に時代から言われていることが、まだまだ仕事の中に浸透していません。
(OA化すらされていない)
高度なものに飛びつくよりも、自分達が今すべき事は何か?を考え、段階的に、計画的に進めましょう。
